景品表示法

東京地裁、断熱フィルムに関して消費者庁が出した排除措置命令について、発売元の申立てにより執行停止を命じる

消費者庁が出した景品表示法の排除措置命令について執行停止が認められた初の事例が出たことが明らかになりました。

省エネが重要なテーマになって以降、断熱フィルムが注目されていますが、そのフィルムについて効果がないとして、排除措置命令を消費者庁が出しましたが、これに対して、製造販売元である翠光トップラインらが、取消訴訟、国会賠償訴訟を提起しましたが、その前に執行停止の申し立てをしていました。

東京地裁はこれを認め、執行停止を命じたことが明らかになりました。

消費者庁の発表

弊社に対する措置命令に関するお知らせ|株式会社 翠光トップライン

措置命令の取消訴訟等の提起のお知らせ|株式会社 翠光トップライン

東京地方裁判所による執行停止の決定に関するお知らせ|株式会社 翠光トップライン

同社によると決定の主文は以下の通りとされています。

主 文
消費者庁長官が平成27年2月27日付けで申立人株式会社翠光トップラインに対して行った不当景品類及び不当表示防止法6条に基づく措置命令(消表対第254号)及び同日付けで申立人株式会社ジェイトップラインに対して行った同条に基づく措置命令(消表対第255号)は、本案事件の第一審判決の言渡しまでその効力を停止する。

 

まだ本案の帰趨は定まっていませんが、活発化している消費者庁の権限行使に対して、事業者側の対応パターンの一つとして興味深い展開を見せているといえそうです。

2015.01.25 法律関係tweetまとめ

[twitter only]仙台地検、虐待があったとして申立てられた親権停止の審判で、家庭裁判所からの求めに応じて、親権者とその同居者からの虐待事件の捜査情報を開示していたことが判明。地検は供述調書の要旨や捜査報告書の閲覧を許可しており、家裁は審理に活用したとのこと。

[twitter only]厚生労働省、国民年金の保険料滞納者に対する強制徴収対象を拡大へ。平成27年度から所得400万円以上で7カ月以上の未納を対象として督促しても納付がない場合に預金等の差押えを行う。従来は所得400万円以上で13か月の未納が対象だった。

[twitter only]京都地裁、京都消費者契約ネットワークが提起した景品表示法に基づく抗告の差止訴訟で、クロレラに医薬品のような効果があるかのような広告を差止め(1月21日)。景品表示法に基づく差止訴訟の判決は初とされる。

[twitter only]最高裁、冠婚葬祭費用の積立てで中途解約した場合の手数料条項について無効としこれを支持した大阪高裁判決に対する冠婚葬祭互助会事業大手セレマ及び消費者側双方からの上告を受理しない決定(1月20日)。手数料の一部返還を命じた判決が確定。

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