この日は気の重くなるようなことがある中,お客様がご来所される予定もあり,気持ちを盛り上げて臨むのがなかなかきつかったです。
ここのところ,世界中で鉄道事故が相次いでいるようですが,あまりに忙しくてしっかりと報道に接することができていないため,深く考えられていません。
そのような浅い認識の中でも,JR北海道は相当やばい状況のような気がしております。
事故を起こしておらず問題なく稼働しているのは,785系,キハ281系,キハ261系,高速化改造をしていないキハ183系ということになりましょうか。
事故を起こした車両は,つい最近導入したというわけではないため,欠陥などという話ではなく,JR北海道が使っていく中で起きた問題ということになります。すると相当根が深いという感じがしてくるわけです。
ベテランの退職で技術が継承されないとか懸念がいろいろな形で原来から言われており,そのような事態にはならないように色々と各社は努力をしてきて食い止めているのが現状だと思うのですが,このようにぼろぼろといろいろ起きてきてしまうと,組織がしっかりとしていなかったということになってしまいそうです。
それとも厳しい自然環境を相手にしている北海道では,やはりハードルが高いのでしょうか。
報道では最終報告までは関心が持続しないと思いますので,そのうちにひっそりとまとまる結論を見てみたいと思います。