Month: 6月 2011

やはり冷房に頼るときもある

昨日,夜になってもあまりに暑かったために,ほとんど眠れず,今日は一日フラフラでした。

まだ冷房の準備をしておらず,使えなかったことが致命的でした。

扇風機ではどうにもなりませんでした。

うちのあたりは,毎年夏になると35度くらいになってしまうのですが,さすがに今年は早すぎる感じがしました。

扇風機にすれば消費電力が半分だとかいっていますが,どうみても無理です。

インパール作戦はこんな精神構造が生んだのかも

今日は非常に暑く,昨日の比ではありませんでした。

しかし,節電のために,冷房が入らず,我慢を強いられていたのですが,あまりに暑いためか,途中から一転して冷房が入ることになりました。

しかし,一同が喜んだのもつかの間,この後とんでもない悲劇に見舞われました。

驚くべきことに,冷房が全然冷えないのです。

微弱な風は出ているのですが,生ぬるく全然冷えません。

窓を開けていた方が,まだ風が入ってくるのでましといった感じだったのです。

しかし冷房をかけているとして,窓を閉めるようにと命令が出てしまい,全然冷えないのに窓を閉める羽目になってしまいました。

日本人の従順性の発揮といいましょうか,上意下達ですので意見具申する者がでなかったため,ただでさえ暑い日にもっと暑く過ごす羽目に陥りました。

このような不条理を招いてしまうのも日本人の特性なのかもしれません。

震災にひたすら耐える被災者の姿は感動を呼んでいますし,根底には同じ日本人の性質に起因しているのだと思いますが,危険なことにつながるかもしれないといささか危惧を覚えました。

無茶な命令で悲劇を生んだなどい歴史にいとまがないなあと団扇で仰ぎながら考えていた次第です。

特別清算中の臨港商事が元役員に対する責任追及のため新潟地方裁判所に役員等責任査定決定の申立てを行う

会社による役員に対する責任追及は,それなりにある事態ですが,表に出るのは訴訟の形で争われる場合になります。

もっとも,特別清算中の会社は,役員等責任査定決定というものがあり,決定手続きですることができるのです。

特別清算中であるということにかんがみて,簡易迅速に権利義務関係を確定してしまうという趣旨に出たものといえます。

当然,疎明は必要ですし,手続保障の観点から,当該役員等に異議がある場合には,訴訟になります。

第545条(役員等責任査定決定)
裁判所は、特別清算開始の命令があった場合において、必要があると認めるときは、清算株式会社の申立てにより又は職権で、対象役員等の責任に基づく損害賠償請求権の査定の裁判(以下この条において「役員等責任査定決定」という。)をすることができる。
2 裁判所は、職権で役員等責任査定決定の手続を開始する場合には、その旨の決定をしなければならない。
3 第一項の申立て又は前項の決定があったときは、時効の中断に関しては、裁判上の請求があったものとみなす。
4 役員等責任査定決定の手続(役員等責任査定決定があった後のものを除く。)は、特別清算が終了したときは、終了する。

第899条(役員等責任査定決定)
清算株式会社は、第五百四十五条第一項の申立てをするときは、その原因となる事実を疎明しなければならない。
2 役員等責任査定決定(第五百四十五条第一項に規定する役員等責任査定決定をいう。以下この条において同じ。)及び前項の申立てを却下する決定には、理由を付さなければならない。
3 裁判所は、前項に規定する裁判をする場合には、対象役員等(第五百四十二条第一項に規定する対象役員等をいう。)の陳述を聴かなければならない。
4 役員等責任査定決定があった場合には、その裁判書を当事者に送達しなければならない。
5 第八百五十八条第一項の訴えが、同項の期間内に提起されなかったとき、又は却下されたときは、役員等責任査定決定は、給付を命ずる確定判決と同一の効力を有する。

第858条(役員等責任査定決定に対する異議の訴え)
役員等責任査定決定(第五百四十五条第一項に規定する役員等責任査定決定をいう。以下この条において同じ。)に不服がある者は、第八百九十九条第四項の規定による送達を受けた日から一箇月の不変期間内に、異議の訴えを提起することができる。
2 前項の訴えは、これを提起する者が、対象役員等(第五百四十二条第一項に規定する対象役員等をいう。以下この項において同じ。)であるときは清算株式会社を、清算株式会社であるときは対象役員等を、それぞれ被告としなければならない。
3 第一項の訴えは、特別清算裁判所の管轄に専属する。
4 第一項の訴えについての判決においては、訴えを不適法として却下する場合を除き、役員等責任査定決定を認可し、変更し、又は取り消す。
5 役員等責任査定決定を認可し、又は変更した判決は、強制執行に関しては、給付を命ずる判決と同一の効力を有する。
6 役員等責任査定決定を認可し、又は変更した判決については、受訴裁判所は、民事訴訟法第二百五十九条第一項の定めるところにより、仮執行の宣言をすることができる。

このような責任査定決定の制度があるわけですが,特別清算自体が珍しいこともあり責任査定決定申立て自体が相当珍しいと思われます。

このたび,責任査定決定の申し立てが行われたという稀有なリリースがありましたので取り上げます。

当社子会社における「役員等責任査定決定」の申立てについて

東証二部上場のリンコーコーポレーションの子会社である臨港商事が特別清算中なのですが,元役員による不適切な経理や資金流出があり,忠実義務違反であるとして,責任査定決定の申し立てを行ったことを明らかにしました。

上記,545条4項から特別清算が終了すると責任査定決定がまだ出ていない場合の手続きは終了してしまいます。

特別清算の終了は,特別清算の結了したときなどに申し立てによって決定されるものですので,責任査定決定が遅れているうちに先に特別清算が終了してしまうというものではありません。

リンコーコーポレーションは,この申立てで結了は遅れるとしていることからも明らかであり,元役員の責任について何らかの判断を待ってから特別清算が終了することになるでしょう。

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もう無理か

今日も暑かったです。

さすがに能率が下がって仕方がないです。

明日はもっと暑いとの予報で,先が非常に思いやられます。

 

さて,今日も早く帰ろうと思っていたのですが,ちょっと出かけることになり,そのまま飲みに行ってしまったので,どうにもならなくなってしまいました。

先週,飲みすぎたので今週は抑えたいところなのですが,なかなか難しいです。

なぜか焼肉屋に行ったのですが,空いていたのは火曜日から飲んでいる人なんてそうそういないからであり,何か世情が影響しているのではないと信じたいところです。

ジャルコ,退職慰労金請求訴訟の和解に基づく和解金の支払いを完了

JAPAN LAW EXPRESS: ジャルコの退職慰労金請求訴訟は訴訟上の和解で終了の続報です。

上記の和解に基づく和解金の支払いが完了したことが同社から公表されました。

和解金の支払い完了に関するお知らせ

和解条項で,支払額よりも多い額のの支払い義務を確認して,実際に支払う額はそれより少なくして,その余は免除する。支払を懈怠すると確認した額の全額の支払い義務を負うという内容はよくあるものです。

しかし,役員報酬が争われるということは珍しいので,よくある和解条項を用いて和解をしたのだとしても,対象が対象ですので,何だか変な感じがしました。

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足りるのか?

今日も暑くなりました。

機能性インナーの効果があるのか全く分かりません。

私もさすがにネクタイを外していましたが,途中からは再度しめなおしました。人と会うのにはある程度きちんとしていた方がいいかと思ったのですが,暑くてかえって集中できないという事態を招きました。

 

明日も暑いようですし,先が思いやられます。

本格的な夏になっていないのに電力はピークで8割程度にいっており,果たして足りるのでしょうか。

節電をこれだけ呼びかけて相当程度しているように思えるのですが,それでも足りるのか相当疑問です。

米SECレギュレーションMルール105と金融庁が検討している増資発表後の空売り規制について

JAPAN LAW EXPRESS: 金融庁,増資発表後に空売りをした投資家による当該会社の新株取得を禁止へ。個人投資家も対象とする方向の関連情報です。

報道された増資発表後に空売りをした者の新株取得を制限する規制は,アメリカに似たものがあると思っていたのですが,どれであるかを失念していたところ,ちょうど,商事法務に金融庁の検討にあわせてアメリカのSECのレギュレーションについての詳しい記事が載りました(商事法務1934号27頁)。

詳しいことは,上記記事をご覧いただくとして,当該規制の簡単な紹介とこれについてのコメントをしようと思います。

この規制は,レギュレーションMルール105といいます。

内容としては,募集有価証券を買い付ける者が,制限期間(募集有価証券の価格決定の期間です)において空売りをすることを禁止するというものです。

順番が報道された日本の規制を異なるように思えますが,実質は同じことであり,空売りをした者による新株取得を禁止するというものです。

このレギュレーションは,相場操縦とは異なり,目的を問わずに形式的に該当すれば規制の対象となるというものであり,この規制に該当しなくても相場操縦に該当する場合はありうるのであり,別途の規制である点に特徴があります。

金融庁で現在検討されているものは,以下の資料によりますと,政令・府令の改正で対応するととされています。

SECのルールに相当するもの,日本では具体的にどのようにするのかが興味深いことになりそうです。

金融資本市場及び金融産業の活性化等のためのアクションプラン

(5) 公募増資に関連した不公正な取引への対応
上場会社が公募増資により資金調達を行う場合において、①増資公表前に内部情報に基づく不公正な取引が行われているとの指摘や、②増資公表後、新株の発行価格決定までの間に空売りを行った上で新株を取得するという新株の発行価格を歪める取引が行われているとの指摘がある。
こうした取引が行われた場合には、我が国市場の公正性や透明性を害するとともに、我が国市場に対する内外投資家の信頼性を欠くことにつながりかねない。このため、①自主規制機関に対し、増資公表前における上場会社や引受証券会社等の情報管理の徹底について検討を要請する。また、②増資公表後、新株の発行価格決定までの間に空売りを行った上で新株を取得する取引を禁止することとし、平成 23年度上半期を目途に金融商品取引法の関連政府令の改正を行う

このようなところを踏まえますと,相場操縦のところに入れると性格が異なりますので,金融商品取引法162条の空売り規制のところに位置づけられるのでしょうか。すると,空売りをしたら新株取得禁止という報道での言い方とは異なり,アメリカのレギュレーションと同じく,空売りをしてはいけないという規制の仕方になることになりそうです。

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これは危ないかも

今日,車を運転していたら,あまり掃除をしていないせいで,フロアマットの上に土や砂がたまっていて,滑ってアクセルを踏み込んでしまうことをしてしまいました。

フロアマットに欠陥があったら危ないかもと,トヨタのリコール事件を思い出した次第です。

もっともうちの車はマニュアル車なので,アクセルを踏み込んだだけで急加速するわけではないので暴走はしないで空ぶかしになっただけでした。それでもガソリンの無駄なので,車内の清掃をしっかりしようと思います。

 

昨日の日経の土曜版に,炭酸を飲んで夏を乗り切ろうという趣旨の記事が載っていたので,せっせとサイダーを飲んでいます。

清涼飲料水だと糖分のとりすぎに注意ということで,実際にはスパークリングワインなどのことのようでしたが,さしあたりサイダーを飲んでいます。

久しぶりに飲んでみましたが,なかなか懐かしい味ですね。最近,オフィスではなぜかコーラを飲んでいる人が目立ち,気になっていたので,こちらはサイダーにしてみました。たまに飲みたくなる味ですね。

議決権行使助言会社,東京電力の定時株主総会議案をめぐり意見が割れる

原発対応の最中,東京電力の定時株主総会が28日に迫っております。

これまでの経営責任がありますので役員選任議案にも注目が集まってしまう状況下ですが,それだけではなく,株主提案で原発からの撤退を求められるなど議案全体が緊張感のあるもので占められています。

 

議決権行使助言会社は,これらの議案に対しても助言を公表していますが,各社とも意見が大きく分かれるという珍しい事態になっています。

アメリカのインスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)は,役員選任議案に賛成,原発撤退には反対としています。

一方で,グラス・ルイスは,次期社長と勝俣会長をはじめとする全候補について反対としています。新鮮な見方を取り入れることが株主の利益としていますが,要するにこれまでの責任があるということだと思われます。原発撤退には反対としています。

 

これに対して,日本の議決権行使助言大手である日本プロクシーガバナンス研究所は,原発撤退に賛成するように助言する模様です。

民間企業がやるにしてはリスクがありすぎるということがその理由とされています。

感情的な脱原発論ではありませんが,そもそも株主総会で決められることなのか事態がいささか問題です。法律と定款で定めたことは何でも決議できるのが株主総会ですが,原発行政と電力各社の関係が非常に不明確ですので,果たして株主が自治することができるのかよくわからない点があります。会社法的には定款でできないと書いていないならできるのでしょうが,よくわからない感じがします。

 

情報源

日本経済新聞6月18日朝刊

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