Month: 4月 2011

変化が出てきているかも

この日は,夕方から高校時代の友人たちと飲みに行っていたので,遅くなりました。

旧交を温めるというとどうも高校の方が,大学の知人友人よりも密になりがちです。

まあ大人になってから知り合うというのは,親しくなるのは同じにしても少し違いがあるのでしょう。

 

もう年が年ですから,高校の友人で集まっても家庭を持っている人もいるわけで,話題がだんだんと昔とは変わってきてます。

今回はさすがに震災時にどうだったかという話で,かなりの時間が費やされましたが,だんだんと親しい仲間の関係にも変化が訪れているということも感じ取れました。

家庭ができたら奥さん(川越高校は男子校なので!)と子供が一番になりますから,なかなか高校の飲み会にも顔を出してくれなくなりますし,だんだんと縮小してしまうのかと思うとさびしいところです。

 

夕方までは,いろいろやりたかったところなのですが,最近いろいろと調べておかないといけないことが多く,ブログの更新よりも深刻な事象にかかわるものであるため,そちらを優先していました。

現実の事件の重みは,大変なもので,緊張することしきりです。

難題が山積

今日から連休ですが,あまり生産的な活動はできず,疲れをいやしていた感じの一日でした。

昨日,飲んで遅くなったせいもあります。

 

ちなみに,この連休は,待ちに待ったとか待望という感じではなく,あっという間に来てしまったという感じです。この調子で1週間ほど休んでしますと,元のペースに戻れなくなりそうで,いささか怖いです。

飲みに行く予定はありますが,大掛かりな旅行に行く予定とかはないのですが,いろいろと検討しないといけない問題が多くあり,なかなか難しそうです。

法律家というのは難儀な職業です。

金融庁,塩見ホールディングスの第三者割当増資に関して,引受先によるインサイダー取引が行われた件で課徴金納付命令を決定

塩見ホールディングスの第三者割当増資の件を以前取り上げましたが,取り上げた第三者割当増資より前に行った第三者割当増資の際に引受先がインサイダー取引をして利益を得ていたことがありました。

金融庁は,この件について証券取引等監視委員会から課徴金納付命令の勧告を受けていましたが,当該引受人から認めるとの答弁があったので,勧告の通りの決定が行われました。

株式会社塩見ホールディングスが実施した第三者割当増資の引受人による内部者取引に対する課徴金納付命令の決定について:金融庁

 

金融商品取引法の点の確認ですが,本件では被審人である引受人がインサイダー取引を認めていることから審判期日を開かないで決定がされています(183条2項)。

独禁法の同意審決のような手続にあたるものです。

 

会社法の点ですが,この第三者割当増資は,希釈化率がかなり高いものでした。以前の記事で取り上げた第三者割当増資も希釈化率がかなり高く,こちらでは証券取引所が希釈化率の高い第三者割当増資に株主総会の同意をとるようにとのルールを設けて以降のことでしたので,株主総会が開かれていたのですが,それ以前のことである本件では特段,株主への手続きがなかった模様です。有利発行とくらべると既存株主の利益を犠牲にしている程度は低いですが,犠牲はあるわけで,この機会を利用して利益を得ていたということは,既存株主との間では直接は法的問題にはならないのかもしれませんが,割り切れないものがあるように思えます。

金商法のエンフォースメントは,あくまで公法的なもので,その課徴金の額も算定式に依拠して機械的に出てきますので,事案によっては割り切れない結末になることもあるかもしれません。

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飲んで消費拡大

この日は連休前ということで気が緩んで,飲んで帰ってきたために遅くなってしまい,更新が遅れました。

大量には飲まなかったので,酔って寝てしまうということにはならなかったのですが,帰宅が0時近くになったので,面倒になってしまいました。

 

今日もいろいろなことを見聞きしました。

本当にいろいろなことがあるなあと心底思うことが多いです。

 

どうでもいいことですが,消費活性化のために休み前には何か買って帰っているのですが,ハイボールブームなのでウイスキーでも買うかと思って,東武百貨店の酒売り場をいろいろとみてみました。

シングルモルトのウイスキーはもとからよく買っていて,12年物くらいまでは大体買ったので,買ったことのないものを試すかと思って見ていたらやはり高いです。

地方の銘酒の日本酒の方がかなりお値ごろであることに気づいて,八海山の高いものを買ってみました。

ウイスキーのほうが作るのに期間を要しているので,高いのは当たり前ですが,日本酒は短い醸造期間の割に飲んでの満足度なら結構高いなあと思うところです。

海原雄山も日本酒の完成度の高さについて述べていたと思います。

まあ,せっかく買って行っても私は付き合いでしか酒を飲まず,原則家では飲まないので,父親がせっせと飲んでいます。

大したものだ

今日は暑かったです。

おかげで大したことをしていないのに,それだけで疲れてしまって,帰ってきたらくたくたでした。

今年の夏は暑いらしいことを天気予報で言っていましたが,その通りなら大変なことになりそうです。でもどうも電気は足りそうではありませんか。

それでも節電方針は撤回されないようなので,仕方がないですが,何だか引っかかります。

 

ところで,受刑者から義援金が結構集まったという話を聞きました。

刑務所受刑者などから義援金、2156万円 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

出捐した人数で割ると一人当たり結構な金額になります。

作業での手当はとても安いので,どこからお金を出したのかは気になるところですが,大した金額ですので,感服しました。

私は刑務所に行ったことはなく,拘置所にしかいったことないのですが,大体同じ仕組みだと思っていいのでしょうか。

刑務作業の手当てだといくらためても,なかなかたまりませんので,差し入れの現金を寄付した人もいるでしょうかね。刑務所の仕組みがわからないので適当に想像しているにすぎませんが。

よりによってこんな時に

それほど大きくない地震の頻発にはもう慣れましたが,今日の夜にあった地震では,ちょうど入浴中に襲ってきたためにさすがにあわてました。

しかも,ガスが止まってしまい,復旧にしばらくかかって大変でした。

家の敷地内で済むことですので,実のところ簡単なのですが,いきなり止まられるとさすがに困ります。

実は,3月11日の本震以降も余震で何度もガスの安全装置が働いてガスが止まってしまう事態が発生しており,何度も直す羽目に陥っています。

異常なことがすっかり常態化してしまい,振り返ってみると大変なことになったと心底驚きます。

先日は,うちのあたりが震源で,うちのある市だけが揺れたというとんでもなく局地的な地震まで起きてしまいました。

一体どうなっているのかと驚くばかりですが,一方で地震に慣れてきている自分にも驚きです。

さすがに高層ビルにいるときに地震に襲われるのはもう御免こうむりたいですが。

東証,定時株主総会の延期を発表している会社の一覧を公表

JAPAN LAW EXPRESS: 東証,法務省が株主総会を事業年度終了後3か月以内に開催しなくても会社法的には問題ないことを表明したのを受けて,期末の配当その他の権利落ちについて説明を公表の関連情報です。

震災を受けて3月期決算の会社が株主総会を延期してもおかしくない状況ですが,すでに延期を公表している会社が出てきています。

東証ではその場合の権利落ち等について説明をしていたこともあり,東証の上場会社が株主総会の延期を公表した場合について一覧を公表しています。

東証 : 定時株主総会の延期発表会社の一覧(平成22年12月期以降)

4月26日現在では,サンシティと東洋刃物が記載されています。

このうち東洋刃物は以下のように公表して,基準日の再設定を明らかにしています。

「第134 期定時株主総会」の延期および当該株主総会招集のための基準日設定に関するお知らせ

これらは現行法の範囲内でできる対応です。これからは特別な立法で対応しなければいけない事態も発生すると思われますが,そちらの動きが遅いことが気がかりです。

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これはこれで悲惨な結果

今日は大変疲れることがあったのに加えて,行きの電車で眠れなかったので,帰ってきたらくたくたでした。

行きの電車では,予備校生が大学のレベルについての談義をしていて,眠れませんでした。

電車のなかって走行音がそもそもかなりうるさいのに,走行音があっても平気で眠れますが,話し声とかはものすごい気になってしまうのです。走行音のほうがうるさいのになんでなんですかね。

 

最近は,帰りの丸ノ内線の中でも,眠くなってしまい,寝入りそうになるくらいで池袋につくという感じのことがよくあります。

さすがに20分も乗っていると,うつらうつらしてくるのは仕方ないのかもしれません。霞が関からだと座れてしまうのも影響しています。

 

さて,統一地方選後半のうちの市での市議選ですが,民主党公認候補は案の定落選しました。

立候補すればほとんど当選するのに,あれで落選するというのはある意味至難の業です。

おそらく,民主党を隠しておけばまだまともな結果になったと思われ,本当に忌避されていることがうかがわれる結果になりました。

隠れ民主党は当選できていたので,なおさらそう感じずにいられませんでした。しかし,さすがにこの候補の前歴から考えると公認を返上するなんてことはできないのでしょうかね。

最高裁,INAXメンテナンスと業務委託契約を結んで製品のメンテナンスを行っているカスタマーエンジニアを労働組合法上の労働者と判断

INAX(現LIXIL)の子会社でメンテナンスを行うINAXメンテナンスと業務委託契約を結んで個々のメンテナンス作業を担当するカスタマーエンジニアと呼ばれる個人事業主が,全日本建設交運一般労組に加入して,労働条件について団体交渉を求めたということがありました。

すると使用者から労働者に該当しないとして拒否されたため,労働委員会に救済命令を求めたところ,団交命令が出され,使用者がこの取消訴訟を提起したところ,原判決が救済命令を取り消したために上告および上告受理申し立てがされました。

最高裁は,カスタマーエンジニアについて労働組合法上の労働者であると認めて,原判決を破棄,使用者の請求を棄却していた第一審判決を支持しました。

最高裁判所第三小法廷平成23年04月12日判決 平成21(行ヒ)473 不当労働行為救済命令取消請求事件

本件のカスタマーエンジニアの実態について最高裁は,かなり詳細に述べています。

詳細は上記判決全文に当たっていただきたく思いますが,原判決は,以下のようなカスタマーエンジニアの特徴を指摘して,労組法上の労働者に当たらないとしました・

  • 個別の業務についてはカスタマーエンジニアが発注に対して承諾することが必要であり,拒絶することが可能であり諾否の自由があること
  • 業務の遂行については裁量があること
  • 報酬については裁量で増額請求ができること

 

これに対して最高裁は,多岐にわたる事実を指摘して,労組法上の労働者であるとの判断を導きました。

  • 正社員でメンテナンスに従事する者はわずかであり,カスタマーエンジニアを全国に配置させて,業務日および休日を指定していたこと
  • 業務委託契約の内容は使用者が一方的に定めたものであったこと
  • 報酬の裁量は,使用者が決定したカスタマーエンジニアの投球に依拠するものであったこと
  • カスタマーエンジニアによる発注に対する拒否はほとんどなかったこと
  • 使用者からマニュアルの配布を受けていたこと
  • 名刺には使用者の企業名が入っていたこと

これらの事実から,事業に不可欠な労働力として,その恒常的な確保のために使用者の組織に組み入れられたいたものとみるのが相当としています。

 

労組法上の労働者の判断基準は,新国立劇場事件でも書きましたが,使用従属関係でありその要素は,

  • 事業遂行に不可欠な労働力としての企業組織への組み入れ
  • 契約内容の一方的決定
  • 業務遂行の日時・場所・方法等に関する指揮監督
  • 業務に関する諾否の自由の不存在

とされています。

したがって最高裁は,本件でもこの判断枠組みの中で事実を詳細に検討して判断をしたことがうかがわれます。

先日の新国立劇場事件にも見られましたが,契約上可能とされていることを過大に評価することはなく,その契約のもとでの実態に迫って評価を加えているところが共通しています。

こうしてみると納得できる判断であるように思えますが,実務に与える影響はかなり大きなものでありそうです。

製品のアフターサービスなどの技術的な部分を外注にする例は多いと考えられますが,本件と同じく外観上はメーカーの企業名を掲げることが多いと思います。

メーカーなどの多くの企業で取られているやり方もこれと同じ評価を受けることになりそうです。

そのため,最高裁はかなり詳細な事実を引いて,判断材料を提供しているのかもしれません。

もっとも,問題は労組法上の労働者であるか否かという話にすぎず,使用者と労働契約関係にあるという話ではありません。メインストリームの事業とは違うが不可欠な部門ですので,外注のような形にしているというビジネスモデル自体を揺るがすようなものではないことから,影響にも限度があるとは確かでしょう。

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不要な公約

判例がたくさんたまっているというような話をしましたが,今日もいろいろと忙しくて判例には取り組めませんでした。目についた事象を取り上げるにとどめました。連休中には必ず,取り組みたいと思います。

 

さて,統一地方選も終わりました。

民主党は選挙に負けてもあまり応えないようなので,結果のいかんにかかわらず,だらだら続くのでしょう。

 

さて,うちの周りでは市議選があったのですが,土曜日の運動最終日にはさすがに候補者がたくさん来て大変でした。

とある候補は,支持母体の関係か,30人学級を公約にするといって回っていました。

しかし,うちのあるニュータウンはすっかり高齢化しており,子供がろくろくいないのです。そのため,ニュータウン内にある公立学校は小学校から中学校まですべて1クラスしかなく,30人学級はすでに実現できています。

ここまで少ないと,9年間みんなで一緒ということになるのでしょうが,仲良くなったりきめ細かい教育が行われてよいということはあるでしょうか。多分,大した効果はないでしょう。

まあ,高校にいったら大所帯なので,違和感を感じるかもしれませんね。

私が地元の学校に通っていたころは各学年150人くらいだったのですが,ここから450人超の川越高校に進学したらあまりの人の多さにひどく驚いたことを覚えています。

この埋没してしまいかねない大集団の中で,どうやっていくか,しきりに考えたものでした。

まあ高校なんてその後に比べたら,全然大したことのない社会だったのですが,田舎者にとっては,高校でどうアイデンティティを確立するかは深刻な悩みでした。卒業して15年たっていますので,川越高校も以前のような感じではないのかもしれませんが,私にとっては影響の大きい時期でしたね。