もう二月も終わりで,いつも言っていることですが,時間のたつことの速さにびっくりです。今日は,早く帰ってきたのですが,明日が忙しいので,ちょっと法律情報の更新はあとにします。
日経の法務面で会社分割の濫用の話題が取り上げられて,今日ちょうど届いた商事法務でも神作教授が同じ話題について書かれており,びっくりしました。
この話題については,判決が出た直後にこのブログでも取り上げましたが,また改めて取り上げたいと思います。
神作先生は,論文中では当事者名を秘しておられましたが,このブログでは報道で明らかになっているとか,リリースから確認をとることができるならいいだろうと思って,当事者名を出すことにしています。具体的にイメージがわいてよいかと思ってやっていることです。
この件でも名前を出してしまっています。
しかし,債権者を害する濫用的な会社分割ってそんなに相次いでいるのでしょうか。すべての会社分割のケースに目が届いているわけではないので,いまいち実感がありませんでした。
日経が大々的に取り上げるとかえって意図があるのではないかと思うこともあるのですが,今回はどうなのでしょうか。
法改正への世論を喚起したいのか,本当に問題があり,広く世に知らしめたいのか,どうなのでしょうかね。もちろん両方ということもあるでしょうが。