Month: 4月 2010

等価値と認めない

東大法学部では、他大学の評価を信用しないのか、東大に移ってくるときに前任校ですでに教授でも、東大に移って一旦助教授(今なら准教授)になることがあります。

十分な年齢になられた教授が移籍してこられる場合にはさすがに教授のままですが、教授に成り立ての方の場合、なぜか一旦降格があるのです。

これは何か深遠な意味があるのかもしれませんが、個人的にはよくわかりません。

もっとも学生の成績に関しては、東大法学部の優と他大学の優が等価値でないことはわかっていると昔から言っており、大学院入試では学部成績を重視するのですが、出身校ごとに評価を変えていることは確実です。

今はロースクールができて他大学から東京大学大学院法学政治学研究科に来られる方も多くなっていますが、昔から大学院入試をしているので、他大学の成績の評価についてはノウハウがあるみたいなことを以前、高橋宏志教授が仰っていたのを聞いたことがあります。

こういう考え方を教員の人事でも行っているのかと思ったりもするのですが、多分、教授になるかならないか位の若い研究者はせっかくだから頑張れということなのでしょう。

思い出の立ち食いそば

ゴールデンウィークに入りました。

私はおちおちしていられませんが、うちの周りは静かになって助かります。そういう意味では私も恩恵を受けています。

うちのそばに関越自動車道のサービスエリアがありますが、すっかり地元の郷土料理を活かしたメニューなどを出すようになっており様変わりしているようです。

昔はまったく持って地域性など皆無でしたので。

もっとも地元にあるサービスエリアに入るなんてあまりないので噂話で聞くだけですが。

私が比較的良く使ったのは、関越道の三芳パーキングエリアです。使ったといっても昔の話で今のようにきれいになる前のこれといった特徴のない時代のものです。

あのことは今のように広大で色々なものがあったわけではなかったですが、立ち食いそばやがあってよく食べていました。

その辺に休憩用のベンチがあるので正確には立ち食いにならずにすむのですが。

そばやは下り線にあったのですが、注文するとすぐに出てくるような類のそばなのですが、大体夜に通りかかるものだったこともあり、吹きすさぶ夜風の中、熱いそばをすするのが好きでした。

きれいになったら昔ながらのそばやはなくなってしまったみたいで、なんとなくさびしく思ったものです。

きれいになるのはいいことなのでしょうが、風情がなくなることがありますよね。私にとってはパーキングエリアのそばやがそれにあたります。

法制審議会会社法制部会の初会合が開かれる

公開会社法の立法化は、会社法制の見直しという形で法制審議会に諮問がありましたが、それを担う会社法制部会の初会合が28日に開かれました。

部会長は岩原先生が就任されています。

 

報道によると労働側からは、民主党の主張どおり、労働代表が監査役として参加するのが望ましいということと、連合の年来からの主張である企業再編に労働側が関与できていないということについて発言があった模様です。

これに対しては、監査役になると会社に対する善管注意義務が生じますので、労働側の意見を反映させたいということと対立する可能性があり、その点をわかっているのかについて指摘があった模様です。

従業員代表が監査役になることについては目的に合致するとは思われず、落合教授も商事法務誌上で疑問を呈されています。

しかし、それ以外の点について検討すべき点は大いにあるので今回の諮問には意味があるように思われるのですが、経営側は従業員監査役の件で嫌悪感が激しく、抱き合わせになって、見直すべき内容まで共倒れになってしまうかもしれません。

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何をやっているのか

いやもう、何をやっているのかもはや理解不能ですが、いまさらになって鳩山総理は徳州会の創業者徳田虎雄氏に会いに行きました。

なぜ公的な地位のある首長とかではなく、総理が最初にアプローチした相手が事実上の力がある実力者なのでしょうか。この時点で何だか筋がずれています。

しかも断られているではないですか。

総理のようなえらい地位の人が自ら赴くというのは大変重いことです。事前に根回しをしてある程度成果が確実になってからセレモニーのように偉い人は接触をするものですが、本当にその場で協力を求めるつもりだったのでしょうか。

これは青臭いを通り越して、物事の進め方を知らない行き当たりばったりなだけではないでしょうか。これだと総理の地位も軽くなってしまいます。その権威の失墜も後々怖いことです。

ここに来て不安になったのですが、これだけこじれてから初めて徳田氏が浮上してきたことを考えると、徳之島が難しい政治事情を抱えているところだと知らなかったのではないでしょうね。

大きい飛行場があるし沖縄に比較的近いじゃんとか、賛成する地元町議がいて接触してきたということだけで舞い上がってしまったのではないですよね。

反対の町民がいる中、賛成の人がいるという意見が分かれるのはごく普通のことですが、こと徳之島では特殊な政治事情も考慮しないといけませんよね。

当然知っているはずだと思っており、それでも選ぶ以上何かあるのだろうと思ったのですが、どうもないみたいですね。知らないのは仕方ないにしてももう少し勉強するくらいしないと、行動がまるで素人みたいになっています。それも政治の素人ではなく、仕事のできない典型的な人になっています。

これではいつか与党に慣れるということは訪れませんね。

東洋インキ、会社分割により持株会社に移行することを発表

東証一部上場の東洋インキが会社分割を用いて持株会社制に移行する計画を発表しました。6月下旬の株主総会に承認を諮るとしています。

持株会社の作り方には、既存の会社を持株会社にして事業を会社分割で子会社に移す抜け殻方式と、既存の会社の上に親会社を設ける方式があります。

どちらも一長一短あるのですが、抜け殻方式だと、行政上の許認可がいるような事業だと、新設分割設立株式会社は別の法人ですので再度、申請をする必要が出てきます。このため銀行業等では既存の会社の上に持株会社を新しく作ることが多いわけです。

本件では、東洋インキは上記のような規制業種とは異なると考えられることから、抜け殻方式を採用する模様です。

東洋インキ:ニュースリリース(10042601)

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検察審査会の活躍

機能強化がされた検察審査会の活動に注目が集まることが最近多いです。

一般的な国民の感情を反映することはそれはそれで意義深いものですので、いいことなのではないかと思いますが、小沢幹事長のような政治案件なら別段の考慮があるかもしれないので別として、それ以外で話題になっているのは全部業務上過失致死で、これは立証の難易もさることながら、そもそも嫌疑があるか自体が微妙であることが多い類型です。

これら先行して強制起訴になって業務上過失致死事件は罪責を問うのは相当難しいと思われ、仮に無罪という結論が出てしまっても、それと国民感情の反映は別の問題なのであると割りきることは必要なのではないでしょうか。

強制起訴した事件の結論によっては、最近の日本は見解が極端に触れやすいので(マスコミ等の媒体で極端に触れているように見えるだけで、日本人の内心は別に泰然自若としているのかもしれませんが)、検察審査会制度への不信が生まれてしまうかもしれません。

せっかく行った検察審査会の機能強化が逆効果にならないことを祈るばかりです。

東証が認める独立役員の基準が当初より厳格化していたことが判明

東証が求めている独立役員の件の続報です。

独立役員とは詳細な定義はなく以下のように言及されています。

上場制度整備の実行計画2009より

上場会社に対し、一般株主保護のため、一般株
主と利益相反が生じるおそれのないものと上
場会社が判断する「独立役員」が存在すること
を求める。

さて、本日の日経の法務面の記事によると、東証が当初は独立性が不十分でも条件付独立役員として届け出ることができるとしていた過去に当該会社と関係があった候補者について、その後方針を厳格化して、認めない態度をとっていたことが明らかになりました。

そのためもあり、独立役員を未確保または条件付しか確保していない上場企業は15%に上っています。

記事よると2月ごろから、東証の態度が厳しくなり、以下のような過去に関係があった候補者は、独立性があることを客観的に証拠がないと独立役員とは認められないという態度をとるようになったとされています。

  • 親会社・兄弟会社の業務執行者
  • 自社を主要な取引先とする会社の出身者・自社の主要な取引先の出身者
  • 自社から役員報酬以外に多額の金銭その他財産を得ているコンサルタント、会計専門家、法律専門家
  • 最近まで上記に該当したもの
  • 上記の近親者

これらに該当する者については、それらに該当したのが過去のことであり、それからは時間が十分経過しているというだけでは不十分であり、独立性についての客観的な理由が他にも必要であるという趣旨のようです。

東証の言うことも、要件事実のような考え方をするとなんとなく納得できるような気もしないでもないですが、上記の列挙に該当するもので、客観的な独立性を認めうる事由なんてそうそうないでしょうから、これは事実上、それらの該当者を独立役員とすることは無理であるということにつながりましょう。

よって、本当の意味で無関係なまさに「独立」した人を選びなさいということなのでしょう。

付き合いがどうしても狭いですから、見つからなくて四苦八苦ということなのでしょう。企業人の交流範囲は狭いというか偏っているものですからそれらの行動原理を変えるきっかけにしなければいけないのかもしれません。

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その後の検証

なぜか鼻水が止まりません。たいした量ではないのですが、例年ならほとんどないはずの花粉症の症状が出てしまっており、不可解です。

鼻をかむのに結構体力を使うので、疲労困憊で困ります。

 

どうでもいい話ですが、あれだけ騒ぎになった最初の事業仕分けのその後が怪しいことになっています。

マニフェストを重複するからという理由で廃止としたものが、ひそかに復活しているものがいくつかあります。

ATMに突っ込んだら自分の年金がわかるなんて馬鹿みたいな年金手帳ですが一向に実現の方向になりませんよね。そもそも検討しているかが怪しいですが、年金手帳があるからといっていたくせに廃止するはずのものがそろそろと復活しつつあります。

事業仕分けそもそもの内容がおかしいですが、仕分けた結果がそのまま実現されてもいないことにもっと注意を払わないといけません。もはやテレビ映りを気にするだけで、その先の実行力は何もないということが周知になってきているように思われます。

公開会社法ってどうなるんでしょうか。諮問した手前進みはするでしょうが、ああいうお堅い分野でもさすがに政治の意思が強くないことがわかるととたんに適当になりますから、見通しは不透明になってきた感じがします。

食べ物があると忠実になる

父が犬たちの写真を携帯の待ち受け画面に使いたいということで、撮影しようとしていたのですが、元気に跳びはねて写真に撮れないというので、煮干をもって犬たちの前に立ってやりました。

そうしたら、きちんとお座りをして目を輝かせて忠実そうな顔したので、それを写真にとっていました。

食べ物を見せるととたんにしおらしくなります。それ以外では傍若無人に振舞っているだけです。

ちなみに、写真を撮っている間、少し煮干を目の前にしてお預けを食らったのですが、βのほうはよだれをだらだらたらしていました。

ちゃんとご飯を上げているのにそんなにしなくてもいいのにと心底思いました。

IMG_1055

この写真は、今日の煮干とは関係なく、別の日のなのですが、おやつの牛乳を運んでくるのを心待ちにしている犬たちです。

毎日3時ごろ、彼らは牛乳を飲むのを日課にしていて、しかも脂肪分の豊富な牛乳のほうが好きらしいです。

以前、低脂肪乳に変えたら、何か違うとおわんを前にして考え込んでいました。

油断のならない天候

何とか風邪は治ったのですが、風邪をひいたそもそもの原因だと思われる天候不順がまだ続いていますね。

うちのあたりの田舎だと今朝はかなり冷え込みまして、昼間出かけている間は暖かかったのですが、帰宅してみたらえらい冷え込んできました。

また風邪をひいたら一大事なので十分気をつけたいと思います。ただでさえストレスのせいで免疫が弱くなっているはずなので。

治ったとはいっても、どうも鼻水が止まらなくて花粉症の症状が強化されている見たいなのです。

風邪をひくと花粉症がひどくなるので、まだ風邪が完治していないのかもしれません。