Month: 4月 2009

googleブック検索の衝撃

googleブック検索の衝撃的な内容が、日本でも注目を集めていますが、素朴な感覚としては、アメリカで勝手に裁判をしたことになんで日本まで巻き込まれなきゃいかんのだという疑問が浮かぶと思います。

クラスアクションの制度とベルヌ条約があることで、日本にも及ぶのだということなのですが、これはなんとも日本の公序に反しそうで、納得がいかないものがあります。

おいおいつめて検討してみたいと思いますが、さしさたりクラスアクションについては以前のエントリーで取り上げたことがありますので、そちらをごらんいただけると、どういう制度なのかはお分かりいただけると思います。

消費者訴訟に使って資力のない人でも救済が受けられるようにという側面があるのは確かなのですが、実際には弁護士が多額の手数料収入を得るのに役立っています。

しかしアメリカの弁護士の貪欲さばかり悪く言って入られません。

最近、日本でも薬害とか公害とかで弁護士が入って訴訟の途中で政府の政治決断もあり和解して大々的に終わることが多いですが、その和解内容に弁護士がそれ以降も仕事に預かれるように役立つ条項が盛り込まれることがあります。

そういうのってどうなんでしょうかね。

あれだけ警戒されてきた鳥インフルエンザではなく、豚インフルエンザが起きて足元をすくわれるとは、人間の業の何たるかを感じざるを得ない気がします。諸行無常を感じます。

しかし準備してきたことは転用できるでしょうから、やるべきことをやるだけのはずなのですが、これだけ流動が激しくなっていますから徹底は難しいでしょうね。

国家間の足並みも揃わないでしょうし、その点でも難しそうです。

人命尊重よりも社会不安が起きることの方が重大だと思う国家がこの地球上にはいくつかありますので、不信の種は尽きないでしょうね。

以前、ノロウイルスが流行したときに、こちらが感染するのではないかというヒヤヒヤの仕事をしたことがありますが、今後のはもっと重篤ですから、あのときのような現場対応があってもごめんこうむりたいですね。

頭痛が…

胃が痛いのも続いているのですが、今日はそれに加えて頭痛に悩まされました。

いつものらりくらりやっていると夜には治まるもので今日もそうだったのですが、遅いんですよね。もっとさっさと治まってほしかったです。

 

さて、時効完成後に殺人を告白したという信じがたい事件で、損害賠償を最高裁が認めましたね。

最高裁判所第三小法廷平成21年04月28日判決 平成20(受)804 損害賠償請求事件

除斥期間に関する判例は変更せずに、結論は原審を維持しているのですが、判例との抵触という点ではかなり無理があります。

さすがに平成元年判決を変更すべきだという意見がついていますね。

結論はもちろんこれでいいと思いますが、ついでに判例変更しておいた方が良かったのではないかと思います。

こ、これは…

公取委は権限強化以来、非常に意欲的に活動しているのですが、やや微妙な事例も出てきつつあります。

そんな中少々、気になったのはこれです。

公取委、JR東海に対し景表法違反(優良誤認)で警告

これは、いわゆるトクトクきっぷと呼称される企画乗車券で、東海地方対北陸の新幹線と特急利用の往復乗車券なのですが、指定席が使えるとなっているのに在来線特急は1回しか使えず、きっぷの限界である富山を往復するには、特急しらさぎに金沢行があるため、乗継が必要になりその場合に指定席が使えない場合があることを優良誤認に当たるとしたものです。

しかし、そんなに問題にすることかと思いました。

特急しらさぎは、名古屋発と米原発があるのですが、どちらも米原で新幹線と接続しています。名古屋発が富山行きで、むしろ本数はこちらの方が多数派です。ですのでそちらを選択すればいいはずで、そんなに問題があるとは思えないのですが。

まあ確かにしらさぎは両方あわせても1時間おきくらいなので、自分の利用したい時間帯によっては、指定席を使って富山までいけないという違いが生じてしまうことはありますが。

在来線特急で1回しか指定を取れないのは、意図的というよりは多分システム上の問題があるような気が…。

このようなことを言われると他の企画きっぷでも似たような問題が生じかねません。表記をしっかりするとかして対応するのでしょう。

公取委が着手するのは情報が寄せられてそれに注意を引かれた場合ですので、どういう契機だったのか非常に勘繰られるものがあります。

レポートの課題並み

民主党がここで争点を作ろうとして世襲騒動に乗っかってきました。

鳩山幹事長が世襲制限に前向きな姿勢を示す姿は、最高に滑稽です。

自分は選挙区が全然違うから違うとでも言うのでしょうか。

代々政治家をやってきた家の代表格なのによくいえたもんだと思いますが、例の公然わいせつ逮捕も、警察のやりすぎ⇒西松建設は陰謀という筋につなげようとして、不当性を主張していたので、もはや発言内容は支離滅裂でもいいのでしょう。

東京地検と警察ではこれまた全然違うと思いますが。それすら人くくりにして陰謀説を主張するのは浅はかです。

ちなみに世襲を制限した方がいいのではないかという議論が出るのは、日本に独特のものだそうです。ヨーロッパでは世襲はむしろ当選の障害となるくらいで制限を制度的に考える必要すらないといわれています。とはいっても代々政党政治家という人はいますので、世襲が全くないということはありません。

世襲を制限するのを政党の内規で作るのはともかくとして法律で規制したらどうなるでしょうか。やり方にもより、現在言われている選挙区で世襲禁止というくらいなら何とかならないでもないかもしれませんが、憲法違反の可能性が高いでしょう。

ちなみにこの問題ですが、東大ロースクールの立法学のレポート課題にありました。言われている世襲制限の内容がレポートで検討したものに近くて非常に恥ずかしいものがあります。

NowLoading、取締役会議事録の閲覧謄写許可請求を起こされる

NowLoadingについては以前もお伝えしたことがありますが、騒動はまだ続いている模様です。

検査役の選任と取締役会議事録の閲覧謄写許可請求を東京地裁に申し立てられたことがリリースされました。

株主による検査役選任の申立てに関するお知らせ

株主による取締役会議事録閲覧謄写許可の申立てに関するお知らせ

検査役は総会検査役ではなく、業務を検査する方のです。

近時の閲覧請求というと、株主名簿が多かったことから、取締役会議事録が対象になるというのは珍しく注目されます。

WTOパネル、アンチダンピングの計算方法をめぐる日米の紛争で日本の主張を認める

国際貿易におけるアンチダンピング措置発動の要件としてのダンピング認定方法について、アメリカはダンピングという結果がでやすいゼロイングという計算方法を採用してきました。

これだとダンピングになりやすく結果がでてしまうので、WTOで問題になり、WTO法上違法だと何度も判断されてきたのですが、アメリカがいつになってもきちんと改善しないため、何度も紛争になっています。

このたび、日本は再度、WTOパネルで主張が認められ、アメリカはアンチダンピングの計算方法について再度改善を迫られることになりました。

ダンピング紛争で日本勝訴  WTO、報告書公表(よんななニュース2009年4月25日)

【ジュネーブ24日共同】米国の「ゼロイング」と呼ばれる反ダンピング(不当廉売)関税率の計算方法をめぐる日米間の通商紛争で、世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は24日、日本側の主張を全面的に認める報告書を公表した。

(略)

ゼロイングは多様な価格の輸入品のうち輸出国の国内価格を下回るものだけを取り上げ、上回るものを無視して計算することでダンピング率がかさ上げされ、制裁として課される上乗せ関税が高くなる仕組み。米国は日本や欧州連合(EU)にWTO協定違反として提訴され、相次いで敗訴、改善勧告を受けている。

(略)

体力消耗戦

天候がころころ変わりますね。こういうのは体力を消耗します。

最近、うちの周辺のスーパーが次々弁当の安売りをはじめていまして、西友の298円弁当につづいて、そばのイトーヨーカドーが店舗を安売りのブランドに切り替えるついでに250円の弁当をやっていまして、大変な値崩れ状態です。

そのせいでそこまでやる余裕がない中堅スーパーはすっかり客足が落ちており、大変な影響がでています。

この間のNHKのニュースでやっていたのですが、この安売り弁当は利益を出すことを狙っているのではなく、客足を稼ぐための目玉でついで買いを期待しているのだそうです。

これだと、中堅スーパーにはきついでしょうし、弁当専業店だともっときついでしょう。ほっともっとやオリジン弁当は何かしてくるでしょうか。

しかし、大手スーパーの戦略にも問題もあるでしょう。

コスト削減のため、メニューは統一されており、揚げ物やハンバーグなどが目立つのですが、うちの周りはすっかり高齢化社会なので、お年寄りばっかりです。年寄りにはちょっときつそうなメニューで、あまり客寄せは期待できないかもしれません。統一的な施策が地域の事情に合致しない例の一つかもしれませんね。

いきなりとはすごいな

doblogがようやく復旧したと思ったらサービス終了を宣言されました。

突然、やめますと宣言するのも中々すごいことで、ただ驚きました。

とはいっても予想はされたことですが。

運営元の会社の体質が体質ですので、このような判断もあまり驚かれないかもしれません。少なくとも私はそうです。

それにしても大規模障害があった後でサービス撤退とは、技術系の会社としてはとてつもなく恥ずかしい終末のように思われますが、まあ仕方ないでしょう。ブログサービスとしてはかなりの弱小勢力でしたから。

何が悪かったのかよく分かりませんが、googleでも同じ内容を展開していたこちらの方が必ず上位に表示されるくらいでしたので、doblogはかなり弱小だったのだと思います。

従前の内容は全部こちらに移せているので、問題はありません。

改行とかがなされていないのでみれたものではありませんが、いずれ何とかするとして、ひとまずは引越のお知らせも出来たし安心です。

もっともこのブログには、まだまだ十分余裕があるのではるか先ではありますが、容量に制限があるのです。doblogは容量無制限だったところはかっていたのですが。まあ先は長いですし、なんとかなりますかね。

伝えたいことを伝える

オバマ大統領に対する好感がおさえられないせいか、NHKがやたらと好意的に報道しているのですが、もうオバマ大統領の経済政策が成果を出し始めたかのようなことを行っていました。

多分、まだまだ失業率は上がるでしょうし、アメリカ国民はどこまで我慢を出来るかが問われるでしょう。それくらい深刻なはずなのですが、なんだか期待が抑えられないせいか、もう底をうったみたいなことをいっていました。

日本にとっても大変な時期で、バブル期を経験した弁護士さんは皆、あのときよりひどくなるかもと仰っています。マスコミもネットの伸長のせいで危機にあるはずなのに、公共放送は違うのでしょうかね。感覚がややずれているようです。

ずれ方という点で共通しているのですが、この間の天皇陛下の特番で、象徴天皇という言葉をくどいくらい使っていて、何が言いたいのかいやでも分かりました。

ただ、番組中で陛下のインタビューを引用している中で、日本の皇室は諸外国の王室と異なり政治にかかわったことがほとんどないという特徴を有しているという内容が流されました。日本国憲法によって象徴になったと連呼しながら、一方でこのようなお言葉を流している矛盾に気づいているんですかね。