Month: 3月 2004

はじまった新生活

入社より一日早く、今日から研修所です。 
福島県まで来ました。あたりは何もないですが、うちの周りも似たようなものかも。

他の方は着いたら終わりなのですが、私は入社式のリハーサルをに参加しました。 明日から本格的にはじまります。

ホンダ、意匠権侵害で中国メーカーを提訴

ホンダが、中国で意匠権侵害を理由として中国のメーカー、石家荘双環汽車を北京市高級人民法院に提訴しました。記事はこちら

対象となっているのは、「CR―V」というスポーツ車だそうです。ホンダは二輪でも意匠権侵害の訴訟を中国で起こしており、立て続けの訴訟提起となります。

コピー大国として有名な中国ですが、最近は、法的手段に訴えることも増えてきており、そういう中での一件といえます。

中国の裁判は、4審級の2審制で、裁判は最高で2回となります。ただ、中国の裁判の公正さはかなり怪しいといわざるを得ません。最近は改善の動きがあるそうですが、まだまだ国際的な信頼に足る司法制度と評価することはとてもできません。中国のリーガルリスクは相当です。それでもまだ利益が見込めるときに、中国進出するべきなのでしょう。

公取委、談合による自首を認めない方向に

[関連したBlog]

公正取引委員会は、次の独禁法改正で違法行為を企業側が自首してきた場合に課徴金を減免する措置を導入する予定ですが、その自首を違法行為の当事者の企業が、揃ってしてきた場合には、恩恵を認めないことにしました。記事はこちら

自首するかどうかまで談合されてはたまらないということで至極当たり前のことといえましょう。

最近の日常

よく考えると、最近、論文や法律書を前にしてするような勉強をしていません。

就職の準備とか、レーザーメスを食らったりとかで、忙しくて、新しい勉強をあまりできませんでした。

まずいですね。
少し落ち着いたら、ちゃんと計画を立ててやろうと思います。
昔から計画を立てて勉強するのが日常だったものですから、そういうことをしないと怠けているような感じに襲われてしまうんですよね。

明日から、会社の研修で家を空けます。
このブログはモバイル環境から更新してみようと思います。
うまくいくかな。

東京高裁、アメリカへの被告人引渡し認めず【遺伝子スパイ事件】

アメリカから身柄引き渡し請求がでていた遺伝子スパイ事件で、東京高裁は引渡しを認めないという判断をしました。こちら

遺伝子スパイ事件では、アメリカは、経済スパイ法違反で刑事訴追をして、主権の及ぶ範囲内に被告人がいなかったために、日米犯罪人引渡条約に基づいて日本政府に引渡しを請求してきました。

条約では、ようするに、日本およびアメリカの法令で1年以上の拘禁刑になる犯罪については引渡しをするとなっています。

日本には、経済スパイ法にあたるものがない(不正競争防止法はありますがかなり限定的な役割しかありません)ために、検察側は、日本およびアメリカ法両方で犯罪と認められるという要件を満たすために、「日本法上は窃盗」という構成をとったようです。

これに対して、東京高裁は、アメリカ法でどうなるかについて日本で審査するという考え方を提示して、経済スパイ法には当たらないとして引渡しを認めなかったわけです。

この判断は、結論の当否はともかく、抵触法の観点からは妙なことがたくさん含まれています。

まず、普通、こういう内外法令の抵触がおきた場合、国内法を適用して結論を出してしまうのですが、アメリカ法を適用してしまうという点が異端です。

次に、アメリカ法についての、有権的な判断ができるのはアメリカの裁判所だけなので、日本の裁判所がアメリカ法を参酌する場合どのようにすればいいのかは、かなり議論のあるとことですが、その点については触れていないようです。

あえてこんなことをしなくても、日本法上、構成要件にあたらないといってしまえばすんだはずなので、なにか事情があったのでしょうか。

この問題についてはもう少し調べてみます。

病気のおそれはなくなれども

今日はまたもや東京女子医大にいって検査の結果を聞いていました。
結果は問題なし

ほっとすると同時に、またもややらなくてもいい手術をしてしまったことに気づかされました。
東大病院でも抜かなくていい親不知を抜いちゃったし。これで二度目です。
臆病者であるがゆえに、かえってほっておくことができないんですよね。
手術の痛みは一過性ということで、あえてやってしまうのでした。でももう二度とレーザーメスを食らいたくないですね。

そうやって病魔から解放されたのもつかの間、コンピューターウイルスがたくさん来ています。こちら。シマンテックはまた調査中ということで、まだ対応してくれないのが腹立たしいです。
変なメールが来て、添付ファイルがあって、拡張子がpif…。

怪しいことこの上ないです。


IE5でパッチをかけていないと自動実行されてしまうようです。パッチをかけているか、IE6を使用していてもダブルクリックすると実行されてしまうそうです。

皆様もどうぞお気をつけください。

プライバシー

日経夕刊に在日の外国人エグゼクティブによるコラムがあるのですが、先週のそのコーナーで、日本の医療の体験談が取り上げられていました。

日本の医療は外国人が思っているよりは質が高いとした上で、まだまだな点として、患者のプライバシーに関する点を上げていました。
一緒の手術室でまとめて手術をしてしまうとかそういう点のことです。

確かにこれは的確な指摘で、日本の病院は忙しすぎるせいか、待合室で患者に状況を尋ねたりとか、同じ処置室でまとめて治療したりとかよくしています。
東京女子医大でもそうでした。東大病院は、病棟の建替えに伴って、改善されたようです。

患者にとってはあまり言いたくないこともありますし、ナーバスになっていることもあるので、プライバシーへの配慮は、普通の環境よりより多く求められるのかも知れません。

話は変わりますが、個人的には、日本医療についての指摘もさることながら、外国では日本の医療というとあまりよく思われていないようであることも引っかかりました。
外国からたいしたものと思われていない日本の分野は結構あって、法律もそうです。
日本法というと、外国では大して重きを置かれません。

外国でもたれているイメージと実際は必ずしも一致しないので、このことが日本の医療や日本法のレベルをそのまま示しているとはいえないのですが、とにかくこれら専門職の最たる分野に関しては、日本は欧米からは発展途上だと思われているようです。

モバイル環境構築へ向けて

4月からの研修でしばらく遠くに行くので、出先からメールをチェックできるようにと思ったのですが、なかなか難しいことに気づきました。

まず、研修場所が田舎すぎで、第三世代の携帯はほとんど入りません。地図をもらってきたのですが、うちのそばすら入らない場所があるくらいで、FOMAは普及するまでまだまだかかりそうです。

そういうわけで、PHSにしようか携帯でパケット通信をしようか迷ったのですが、今の機種を変更すればすむということで、携帯でパケット通信をすることにしました。
これだとえらく高くなりますので、メールチェックだけにしないといけませんね。

ブロードバンドの価格破壊は相当進みましたけど、モバイル環境の高速化、低料金化はまだまだですね。

総量一定説

無事卒業してから一日しかたっていないのに、へまを立て続けにしており、冷水を浴びせられまくっています。

「うわっつくな、調子に乗るな」という神の思し召しでしょうか。
「幸福の総量は一定でいいことのあとには悪いことがある。その逆も然り」という考え方をどこかで聞いたことがありますが、案外そんなものなのかもしれませんね。

この間、病院でシステムダウンのせいで料金が払えなかったことがありましたが、あれはウイルスのせいだったそうです。カルテは大丈夫なのでしょうかね。
次回いってみたらとんでもないことになったりしませんかね。心配です。

CNNのスポーツニュースを見ていたら、ハルウララが取り上げられました。一度も勝てなくてかえって有名になった馬に日本を代表するジョッキーが乗ったが、やはりダメだった。馬券は売れたけど払い戻しがなかったので高知競馬は儲かったみたいな事を言っていました。
ハルウララも、seamanshipなみになったということですね。

最高裁、生保の自殺免責約款について下級審判決を否定

最高裁が、25日の判決で、生命保険約款の保険者の自殺免責約款についての解釈を示しました。

判決文はこちら

有名なはなしかと思いますが、生命保険では加入して1年以内に自殺すると保険金がおりませんが、それを経過するとおりるように約款が定められています。

これは商法の規定とは異なります。商法では、自殺は保険金支払いの免責事由としているからです。

この規定と約款の違いをどう解するか争点となった事件なのですが、下級審は、約款を推定規定とかいしました。

つまり、保険金目的の自殺は、そもそも契約したこと自体が、信義誠実の原則に反するので保険金支払い義務は生じないのですが、加入して一年以内ならその「保険金目的での加入」ということが推定されるというわけです。よって1年以上たっての場合は推定はされないものの、保険金目的であったことを立証さえすれば免れるという判示でした。

これに対して最高裁は、立証の困難を避けるための擬制であるという理解をして、1年を境に形式的に免責と支払いを分ける考え方を示しました。

下級審の考え方でも、実際は、立証が困難でしょうから結論としては同じになるように思われますが、訴訟事件の発生を抑えるという点では、最高裁の考え方に理があるといえるでしょう。

一番いいのは、自殺して保険金を得て何とかしようということがなくなるような経済情勢になることだと思いますが…。