Month: 9月 2003

NHK

ハゲタカさんから録画を依頼されたので、早速予約。

確かに「富の攻防」というNHKスペシャルはよくできていると思う。
最近、経済関係のは良質なのが多い気がする。

しかし、同時期にやっている「文明の道」(だっけ?)とかいうシリーズは
内容めちゃくちゃだ。
あれですごいのは古代の都市を再現したCGだけではないかと思う。

特にこの2回前のローマ帝国の話はとんでもなくひどかった。
あれでいくと、ローマ帝国は、贅沢な品物を輸入してばかりいたから金が流出して、
最終的に金山から金がなくなって経済的に滅亡したということらしい。

すごい発想。まるで質実剛健で質素倹約をすればよかったみたいな結論だった。
いろいろつっこみたいところはあるが、ありすぎるし
ローマ帝国を理解するにはかなり前提から話さないとぴんと来ないのでやめておく。

NHKスペシャルの内容って誰が考えてるんだろう。

文明の衝突

図書館で借りて(正確には図書館に買って貰って)
バーナード・ルイス著「イスラム世界はなぜ没落したのか」という本を読みました。

この本の冒頭に、訳した日本人(イスラム研究者)による、やたらと興奮した言葉があり
バーナード・ルイスはネオコンのイデオローグであり
この本は、イスラム世界について誤った認識を広めるものだ、とか書いてあります。
そういうわけでどんな本なんじゃと思って読んでみたのですが
なんてことはない無内容な本で、そんな激しく非難する価値もないと思われました。
新たな事実の提示もなく分析も大してなされていないもので、
むしろ訳す価値ないのでは、と思うくらい。
あれで、興奮するならニューヨークタイムズのコラムなんか読んだら
憤死するでしょうな。

イスラムへの誤解の話題はひとまずおくとしても、
そういった世界を研究する日本人研究者は、その地のシンパであることが多いですね。
中国法の研究者は、いやに中国に好意的ですよね。
中国には中国にあった人権があり、先進国の観念を押し付けるのはよくないとか
言う人いますからね。

藤田先生にやられたー

最新の商事法務をみてびっくり。
論文で書いたことと似たことを藤田先生が連載を始めているではないか。
あの人、商法の学者なのに、国際私法にも詳しく、いろいろ述べている。
まずい。