松下電器産業、ポイズンピル導入へ


家電大手・松下電器産業が6月の株主総会で敵対的買収の防衛措置としてポイズンピルを導入することになりました。
日本の大手企業では初の事例となります。
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内容は新株予約権の活用となるようです。
敵対的勢力が20%超の株式を抑えた場合をトリガーとして、それ以外の株主に一定価格で行使できる新株予約権を発行、払い込みがあれば新株を取得できるという形になるようです。
報道内容は簡潔になっているために、敵対勢力の20%超の取得であるかどうかはどう判断するのか、価格をどうするのかがまだ分かりませんが、これらは問題になりえますね。
特に、敵対的勢力には割り当てないことになっているため、株主平等原則の点からは大問題になりうるわけで、敵対勢力であるのかないのかの点がはっきりしないと、差止めを起こされかねず、泥沼に陥りかねません。
詳細をどのように組み立てるのか要注目です。
上記リンク記事では、会社法の制定を待たずに現行法の枠内でできる枠組みを活用となっていますが、現時点ではの会社法では新たな敵対的買収の防衛策が特に盛り込まれていないので、見切り発車となったのでしょう。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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