自民党、公開買付期間の下限を20日から30日への延長を検討


自民党は敵対的買収の防衛策の一環として公開買付期間の下限を現在の20日から30日に延ばすことで、防衛側に対策をとる時間と株主に検討する時間を与える方向で検討することになりました。
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現在の20日だと新株発行の手続は間に合わず、発行登録制度を活用するか新株予約権の形でポイズンピルを仕込んでおくなどが可能とされる限りですが、もうすこし手法を広げようということのようです。

発行登録制度とポイズンピルとして活用する新株予約権は、期限を切って設定しておいて、発行することがなく期間が徒過したら終わり担ってしまうという点が似ていますし、発行登録制度が活用できる会社は限られますし(それでも大きい会社ならできます)、事前に準備していくという手間がかかりますから、そういうのがいらない新株発行の活用の余地を広げるというのは意味のあることなのでしょう。
本当に意味があるかは分かりませんが…。

むしろ、ちゃんと準備なり備えなりしているべきだと思うのですが。
大きな組織で何かするというのは非常に労力と時間がかかりますし、日本では買収防衛策ばかりせっせと準備するのもあまり世間体がよくないので、実情から考えれば妥当な選択なんでしょうかね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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