防衛庁発注タイヤ談合事件で東洋ゴムに同意審決


談合は競争が制限される典型的な独禁法違反行為ですが、防衛庁が発注したタイヤをめぐる談合事件で、東洋ゴムに対して同意審決がでました。
独禁法のエンフォースメントの一つのパターンなので、取り上げます。
事件についての記事はこちら
同意審決と言うのは、勧告を応諾せずに審判開始決定をしたものの、そこで独禁法違反を認めて、審判に入らずに終わらせてしまう場合に出される審決です。
独禁法53条の3にあります。
独禁法違反行為が起きないようにするための計画書を出す必要があります。
このように勧告を応諾しなくても、随所に認めて抜けられるようになっているのが、独禁法のエンフォースメントの特徴です。
競争が制限される行為が起こらなくする実を挙げればよいので、すべての独禁法違反事件をさも刑事事件であるかのようにきちんと処理しなければいけないと考えているわけではないことが伺われますね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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