インテル、一転して排除勧告を応諾


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先に公取委、インテルに排除勧告(2005/03/09)で取り上げた問題ですが、当初争うとしていたインテルが一転して排除勧告に応じるとしたため、事態は一気に終局へ向かうことになりました。
インテルのプレスリリースはこちら
今回問題視されたインテルの行為は各パソコンメーカーに自社製品の使用割合を指定して値引きをするというもので、沢山買ってくれたら値引きをしますよという類の一般的な値引きとは異なっていました。
具体的には9割の使用率や有力なシリーズに使用することを求めており、独禁法的に考えると拘束があったといえそうなケースでした。
インテルは応諾するものの、排除勧告の事実には不同意という立場です。
前提とした事実は同意できないが、それを前提として出された排除勧告には応じますというのはなんだかよくわかりませんが、実際にはよく行われる手打ちの形です。
白黒はつけないが一応終わりにするというものです。
起訴便宜主義のある日本では起訴までは行かずに事件としては処理をしてしまうのが大半ですが、それに近いですかね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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