東芝にフラッシュメモリーのトレードシークレット不正利用として4億5000万ドルの支払命令


カリファルニア州サンノゼの州地方裁判所は、23日と24日、東芝がかつての提携関係で知りえたフラッシュメモリー関連技術を不正使用したとしてアメリカのレキサー空訴えられていた裁判で、レキサーの主張を認め、3億8100万ドルの損害賠償と8400万ドルの損害賠償を命じました。記事はこちら(損害賠償の分)とこちら(懲罰的損害賠償の分)。

提携関係の機会に技術を盗まれたということのようですが、アメリカではトレードシークレットとして法的に保護され、ありと判断するとこのように大変厳しい対応につながります。

特許関係ではなく、トレードシークレットで訴えているために州の裁判所に継続しています。

今回の東芝の主張は、独自開発であり盗んでいないということのようですが、このほかにも、提携を通じて両社の技術が混じってしまったりするなど、技術提携にはかなり面倒な問題を生む可能性があります。
研究者の交流などがある以上、それを機会に技術が生まれるわけもあるわけで、そういうものを独自で事業化すると儲けられなかった側から訴えられてしまい泥沼という事態もあります。

そういう事態も予測して契約に取り込めておくこともできると思いますが、何かやると付随してリスクやトラブルの発生があるわけで、そういうのの防止にかかる経費を差し引いても利益を生むような事業化をしなくてはいけませんね。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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