米コーチ、ヴィトンを営業妨害と公取委に申立て


有名ブランドのアメリカのコーチが、日本で百貨店などで事業展開する際、フランスのルイヴィトンが妨害をしたとして公正取引委員会に是正措置を取るように申し立てました。
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是正措置は、アメリカの独禁法の用語で日本では排除措置命令を出すように求めたというのが正しいところでしょう。
独禁法では45条1項より、独禁法違反があると思ったら、誰でも公取委に申し立ててよいので、そこを根拠にして申告に及んだようです。
ただ、大々的に公表する必要は必ずしもないので、その意味では牽制でもあるのでしょう。
申立てによると、ヴィトンはコーチの出店や拡張を百貨店が認めるならば、ヴィトンが百貨店に協力しないか撤退すると圧力をかけたとの事で事実ならば、不公正な取引方法の11項にある排他条件付取引にあたりそうです。
川上の市場が、百貨店間の競争がある市場、川下がブランド品の販売競争の市場で川上の市場で排他条件付取引をすることで川下で競争を減らそうということです。
市場がないと独禁法違反にならないのでコーチとヴィトンの間でブランド品間の競争がないとそもそもはなしにならないので、そこもしっかり考えなくてはいけません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

2 thoughts on “米コーチ、ヴィトンを営業妨害と公取委に申立て

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