風潮


今日仕事をしていたらふと頭の中に「統帥権の干犯」という語が浮かんできました。

ロンドン海軍軍縮条約をめぐって出てくるのですが、このことがもとで濱口雄幸首相は狙撃されてしまいました。

犯人は、「統帥権を干犯したからだ」と動機を語ったものの、警察に「統帥権の干犯とは何か」ときかれて答えられなかったそうです。
一番最初に使われたのがどこかは忘れましたが、野党党首の犬養毅が演説で用いて一気に広まったのだと記憶しています。
キーワードが一人歩きして、一時的に国民的になるという現象の先駆けであるなあと思い当たりました。

この傾向は今日にももちろんあり、(むしろひどくなっている気がします)、日本では本来お堅い分野であるはずのところは結構トレンドに振り回されます。
インフレターゲットとかワークシェアリングとか、一時期広まったあの概念はどこに行ったのでしょうかね。

働きながらそんなことを思ったのですが、別に仕事を怠けていたわけではありませんよ。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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