野次


この日は前日の余波のせいか、体調を崩してしまいました。

調子の悪い時に限って、電話がじゃんじゃんかかってくるような気がするのですが、それはおそらく体調が悪いせいでよりいっそう印象深くなってしまっているだけの錯覚だと思って心を落ち着けました。

 

全然関係ないことですが、都議会の件で、野次が問題になりましたが、野次そのものが若干気になってしまったので考えてみました。

私は東大弁論部で弁論をしていましたが、弁論大会って野次がつきもので、弁論が聞こえなくなってしまいかねないくらいの大声の野次が起きても当たり前というところです。

そういうわけで野次は昔から知っているのですが、弁論大会の野次は議会のまねごとの気があり、あまり意味がない野次も結構ありました。それでも内容の矛盾やごまかしを鋭く指摘するような目的で野次があるという一点は一応守られていたように思います。

議会の構成員に大学の弁論部の出身者が多いというわけもでありませんので、さらに野次が混迷していった結果、あのような事態になったのだと思うのですが、論調の中で議会内であのような野次があるのは日本だけだというものがあって若干気になりました。

議会での野次は諸外国でもつきもので、そもそも歴史的にはローマの元老院ですら野次がありました。もっとも、あまりに品がなかったり、差別的発言が出てしまうくらい程度が低いというのでは日本独自かもしれませんが、世界の議会の野次を翻訳してみたわけではないのでちょっとわからないところがあります。

実のところ、政治の能力が低下してきているのは世界共通の現象なので、どこでも議会での議論のやり取りの低調化は起きているのかもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。