シャープ、株主総会で買収防衛策を継続する議案が承認される


一度導入した買収防衛策を廃止する動きが一時期相次いでいましたが、近時はやや沈静化し、一方で継続を選択する企業も多く出ている状況になってきました。

25日にはシャープが株主総会で買収防衛策の継続の議案の承認を受けたことが明らかになりました。

シャープのプレスリリース

しかし、従来と同じものを継続したというわけではなく、下記の通り内容に一部修正がくわえられています。

当社株式の大量買付行為に関する対応プラン(買収防衛策)の 一部変更及び継続について

重要なのは発動について株主総会に諮る選択肢を設けたという点であると思われます。

仮に発動した場合の有効性を高めることになりますので株主総会をかませるというのは有効な方法になりますが、問題はこの仕組みですと、裁量的に諮ることができるというものにすぎないところが逆にネックになりそうです。

裁量があるように見えて、実際のところ、判断としては諮らないわけにはいかなくなってしまう事態になりそうな気がしますが、現実に発動する事態そのものが不確定である段階ではこのような定め方しかないのかもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)