成長戦略の内容としてホワイトカラー・エグゼンプションを導入 労働基準法改正へ


安倍内閣の目指す労働法分野の規制緩和について、色々な提案が出ては反対論で引っ込んだり、限定的な内容に落着するということが何件か生じてきましたが、労働時間規制の緩和についてホワイトカラー・エグゼンプションを導入することが関係閣僚間で合意されました。

対象を専門職に限り、かつ年収1000万円超に限るという方向になっていますが、ひとまず労働基準法の改正が平成27年度の通常国会に提出されることになるもようです。

これだと、専門職に限るとなっているので、実際のところ、専門業務型裁量労働制とあまり変わらないことになりそうに思われます。労働法の分野では、裁量労働制もまず導入してその後、徐々に法改正が進み利用が増えていくということが多いので、まずは立法を実現するところで良しとするという判断があるのかもしれません。

立法の技術論でいうと、労働基準法の労働時間のところに位置づけられることになるのは当然と思われます。裁量労働制の前後に挿入されることになりそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

post date*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)