中国人技能実習生に賃金不払い容疑で,縫製会社とその実質的経営者が最低賃金法違反で送検される


中国人技能実習生に賃金を支払わなかったとして,江迎労働基準監督署が,長崎県平戸市の縫製会社「チャームド」とその実質的経営者を最低賃金法違反で送検していたことが明らかになりました。

いくつかの点で確認するべきポイントがある事件といえます。

  • 外国人技能実習生は労働者であるということ
  • 外国人労働者との間でも日本国内で労務が提供されているのなら,日本の労働法の適用があること

そのうえでなぜ最低賃金法違反であり,労働基準法違反ではないのかという点ですが,これは最低賃金法違反の方が罰則が重いからだと思われます。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。