この日は週の初めなのに朝から午後まで予定がぎっちり入っているといういつも通りの日でした。
またもやというところですが,事務所に修習生が来ているので,関わろうと思って,期日の予定に同行してもらいました。
食事に連れて行くこととかがおよそできなくなってしまったので,なかなか修習生とのかかわり方が難しいのですが,何とかすることがでいました。
修習生がやってみたいといっていた分野の事件を私は多くやっているので,関わってもらえそうな事件は結構ありそうなのですが,裁判にならない前に解決してしまうことが多く,隙を与えずに一気に終わりにする必要のある類の案件が連続してしまい,あまり修習生にみてもらうことができないということが最近の傾向です。
まだ紛争が顕在化する前の相談という段階なら入ってもらいやすいのですが,なぜかすでに状況が厳しいものが連続してしまいました。
しかしよく考えると,修習生に関わってもらう場合には記録を見てもらって事案を説明して一緒に考えたりする時間が大事なわけですが,最近,そういう時間をねん出することも難しくなってしまっていて,そもそも無理なのかもと思うところでもあります。
修習生との時間は先輩法曹としても実は楽しいものだったりするわけですが,そういうこともままならない状況なのでした。