家事調停が長期化していることが明らかになる


家事調停が長期化していると本日付の日経の朝刊で報道されました。

根拠としては,昨年の調停の申立件数が2007年度比で15%増であるのに係属件数は同39%増であり,申立ての増加を上回るペースで案件が係属しているために,終わらずに続いているということになるからです。

家事調停全体で述べているので非常にざっくりしている傾向の捉え方なのですが,特に顕著に伸びているのは,面会交流に関する調停とのことで,父親が離婚後も子供と会いたいという意向が強くなってきているとのことです。

家事調停の進行が以前と比べて難しくなっているのかは,以前をそんなに知っているわけではないので実感としてはよくわからないのですが,一般論としては家事調停は感情が入るので難しいものであり,交渉の対象事項が多岐にわたってしまう面会交流となると座礁の危険性は高いというのは感じるところです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。