不安定な教育制度


この日は,67期司法修習生の全体懇親会があり,早い時間帯から出掛けたのですが,その間に仕事の連絡がひっきりなしに入るという非常に落ち着かない時間を過ごす羽目になりました。

66期司法修習から,修習生全員を集めて冒頭修習というのをやっており,民事の日と刑事の日で一日ずつあるのですが,全員が集まるからということで,その後,二弁配属の修習生全員の大懇親会をすることにしているのです。今年は,民事の日の夜に行いまして,翌日が刑事の日だったのですが,皆,夜遅くまで楽しんでいたようで,翌日に響いたのではないかと思うところでした。

この冒頭修習は,前期修習がなくなっているのでその代わりを模索する中で誕生したもので,統一的な教材が日弁連から用意されて,単位会ごとに行うものです。

実は前期修習復活の検討もされているため,今後の継続はやや不安定なのですが,ひとまず2年目を迎えました。

前期修習の復活は法曹の側と修習生の側双方から待望論がでているのですが,個人的には集合修習での教育は二回試験のための勉強になっており,実務でのものとはやはり違うものであることを考えると,お題目みたいな勉強を最初にやって決定的に効果があるかは微妙に思えるのですが,どんなものでしょうね。

もっとも,これは,私が裁判など伝統的な法律事務の仕事をほとんどしていない弁護士になってしまっているために偏った見方なのかもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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