有期雇用の無期転換を5年から10年に変更するとされた規制緩和について厚生労働省の抵抗が起きてきている旨の報道がなされる


先日,規制緩和の内容の一つとして,有期雇用の無期転換の継続契約期間について5年から10年とすることが発表されていますが,その先行きに早くも暗雲が立ち込めてきました。

厚生労働省が抵抗をしているというような記事が日経で報道されましたが,その内容として審議会が通りそうもないこと,審議会を通さずに法改正するとILOから勧告を受けるおそれがあるので,審議会が通らないことから改正できないということを言い出すのではないかというかなり過激な記事が掲載されました。

また,解雇ルールの指針作りという方針についても非常に気をもんでいるとされており,厚生労働省が及び腰であるということがかなり過激に書かれています。

本当にその通りというよりは,規制緩和を進めたい日経の思惑のような感じでもありますが,特区だけの労働時間規制の緩和が後退したこともあり,なんとかして実現しないで済ませようとすることはあるのかもしれません。

有期雇用の無期転換制度の改正は打ち出された方針のまま行かないかもしれないということは確かかもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。