味の素発明対価訴訟、1億5000万円の支払いで和解成立


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第一審の東京地裁で、1億8900万円の支払命令が出ていた味の素の人口甘味料「アスパルテーム」の発明対価請求訴訟ですが、東京高裁で訴訟上の和解が成立して、決着しました。記事はこちら
和解内容としては、1億5000万円の支払いということで、1審判決より減額している点を味の素としては強調していますが、ほぼそのままの額と見たほうがいいような気もします。
来春からは特許法が変わるので、このような積み重ねの上に道が出来ていくのとは違った動きになると思われますが、会社の定める「合理的な報奨基準」をめぐる紛争もおきうるので法廷における職務発明は当分ホットな話題だと思われます。
なぜか職務発明に関しては、労働法的な思考が割ってはいるので、そのせいで問題をややこしくしている点が無きにしも非ずな気が私はしているのですが、どうでしょうか。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

One thought on “味の素発明対価訴訟、1億5000万円の支払いで和解成立

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