弁護士会によってルールの細部は異なりますが,弁護士は公益活動を一定時間しないと,納付金を納めないといけないことになっている例が多いのです。
公益活動というのは色々あるのですが,私がやっているのは委員会活動で,修習委員会で司法修習生の弁護修習や選択修習のプログラムの準備をしています。
自分で面白がってやっているので,あまり公益という感じではないのですが,それでもかなりの時間を使っており,無事,公益活動の要件をクリアしています。
なぜか私は研修旅行の宿泊先を探す担当になっており,予算の制約があり,行くのに時間がかかるのも困るということで距離の制約のある中,会議室などの研修設備が豊富であり,行ってある程度楽しい観光地に立地しているホテルを探すという無理に近い作業をやっています。
修習生のために楽しいところというよりは,毎回,同じところに行くと,弁護士の方があきてしまい,参加率が悪くなり,指導の実が上がらなくなるために常にいろいろなところに行けるようにしておかないといけないというのが実際です。
色々見つけて絞り込んでようやく一軒,新しい定宿ができたのですが,さらに調査続行ということになってしまい,参っています。
弁護修習に来る時期が比較的寒い季節がおおいため,寒いところに行くのが嫌だとえらい先生方がいうため,選択肢がかなり絞られてきてしまうのです。
これってどう公益なのかなあとも思いつつ,修習生のためにまい進しています。