厚生労働省の調査で,派遣労働者の4割が派遣のままを希望していることが明らかに


厚生労働省が昨年の10月の時点で派遣労働者に対して行った調査の結果が公表され,派遣のままを希望している労働者が4割にのぼったと報道されました。

正社員になりたいとしている派遣労働者も4割強であり,ほぼ等分されたという結果だった模様です。

もっとも,派遣を続けたいとしている労働者の8割は常用型派遣になりたいとしており,雇用の安定化を望んでいる割合は高いことがうかがわれ,当然の結果だと思われます。

もっとも,多様な働き方を希望しているという層が一定数存在しており,非正規雇用のままを望んでいる労働者もいるのだということが明らかになったという点も意味があるのだと思われます。

しかし,非正規雇用全体でみると,派遣の割合は減ってきており,規制強化がされたため,さらに減少傾向になってきていたところでした。

そのような中,政権交代のため派遣の活用がしやすい方向に法改正される可能性はすでにお伝えしていますが,その根拠を支えるという意味もありそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。