日本監査役協会のアンケート調査で会員の監査役の51%が多重代表訴訟の導入を評価すると回答していたことが判明


日本監査役協会が第76回監査役全国会議に際して行ったアンケート結果について日経に取り上げられました。

第76回監査役全国会議に関連して記事掲載(日本経済新聞)(ニュース)|公益社団法人 日本監査役協会

質問は多岐にわたると思われるのですが,日経紙面上では簡単にまとめられており,多重代表訴訟制度が会社法改正案に入ったことについて言及がありました。

それによると,回答した会員の監査役のうち,多重代表訴訟制度が入ったことを,評価するとしたのは51%であったとのことです。

評価しないとしたのは29%とのことで,51対49であったわけではないようですが,実のところ,51%というのは,監査役にはあまり肯定的な声は多くないと評価したほうがよいくらいの数値ではないかと思われます。

監査役の立場からは多重代表訴訟に対する考えが微妙なことになるのも分かる気がしますので,このような結果になっても当然かもしれません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。