連休もとうとう終わってしまいました。
今年の連休は体調のことも考えていつになくのんびり過ごしましたが,そのおかげでかなり回復したような気がします。
毎日,普通に過ごしていただけなので,犬の散歩や買い物に行くくらいで,特に運動したりとかしなかったのですが,問題なかったみたいです。
さて,最近,少しずつ塩野七生さんのエッセーを読んでいます。
内容が多岐にわたる上,かなり昔のエッセーから,比較的最近のものまで含まれています。
個人的に気になったのはたくさんあるのですが,特に気になったのは,要するに最近の日本人は童顔じゃないかといっているのが気になりました。
エッセーでは崇高なことが書かれているのですが,個人的には本当に童顔って増えている印象です。それを一番感じたのは東大の合格発表の時で,今ではなくなっていますが,東大の合格発表後,書類をもらってそこから出てくると東大生協からマークの入った紙袋をもらえるので,誰が合格したのかが一目瞭然なのですが,その紙袋を持っている面々がすごい童顔で驚いたのです。
埼玉の田舎で男子校暮らしをしていた身にとってはものすごく衝撃でした。東大に入ってからも童顔ばかりでした。でも,学問の出来をみると,浪人していた人よりも,童顔でも現役で合格した方々の方が優秀で,はあそういうものなのかと思った次第です。
皆が皆そうというわけではないのですが,東大ってそういうところなのかと妙に納得したのを覚えています。だからと言ってひ弱だったり,東大合格で燃え尽きてしまうわけではなく,新しい時代にふさわしい知力や行動力を持っている方もいたのです。
大学程度では童顔でも仕方ないでしょうが,卒業後,仕事の経験でふさわしい顔つきになっていくのかといえば,あんまりそうでもなく,それほど変わっていない感じです。
私は私で昔からおっさんのようだったのですが,正真正銘のおっさんの年齢になって,ようやく一致したかなという感じです。