この日は,二日連続で夜遅くなっていたことが響いてしまい,午前中は使い物になりませんでした。
午後に事務所に行って仕事を片づけたのですが,夕方からは修習時代にお世話になった先生のお通夜に出かけました。修習の時にはお元気だったのに,弁護士になって同じ委員会になった時には入院されておられて,結局,弁護士になってからは一度もお会いすることがないままでした。
弁護士会でも地位を極められた方でしたので,たくさんの参列者があり,焼香も速やかにしないといけなかったので,その瞬間にはあまり心の中で何かを思うということはできませんでした。
修習生だったころ,あまりの出来に嘆かせてしまったことが多くありました。あの頃よりすこしはましになっていればよいと思いますが,色々なものににおわれる毎日で法律の理解はあまり進んでいないような気がしてなりません。