人生の終着駅


年末年始は体調不良に悩まされましたが,いくつかテレビでドラマを見ることはできました。

楽しみにしていたもののうち,昨日放映された西村京太郎のトラベルミステリーの終着駅殺人事件の再ドラマ化があります。

西村京太郎の作品は小学生のころ,よく読んだのですが,初期の作品はどれもトリックが盛り込まれており,とても興味深かったのを覚えています。

この終着駅殺人事件は,かなり昔の作品で結構,練りこまれたつくりなのですが,舞台がいまはなき寝台特急ゆうづるなのです。

現代でドラマ化して再現はどうするのかなと思っていたのですが,寝台特急あけぼのになってしまいました。同じ列車が客車と電車で複数走っているという点もストーリー上大事な要素なのに,1往復しかない寝台特急あけぼのではそれが無理だなあとか思っていたのですが,それ以上にストーリーが大きく変わっていて驚きました。

個人的には,この話の根底には,上京してきた人々が,生まれ故郷である田舎に帰るということの意味,故郷がどろどろしているという捉え方があると思っていて,それはある意味正しく,それがストーリー全体に郷愁を与えているような気がしていました。

ですので,それらを捨象してしまったかのような今回のドラマ化には若干原作の雰囲気がなくなっているなあという印象を受けました。

さらに個人的感想としては,亀井刑事はやはり愛川欽也さんのほうが哀愁を漂わせてぴったりくるなあと思うのです。

そういはいいつつも鉄道が出て切くるとなるとつい見てしまうのでした。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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