私は考える


選挙の真っ最中のはずなのに,うちの周りではあまり候補者は回ってこないらしいのです。

もっとも私は昼間は当然いませんので,家族から聞くだけのことなのですが,もうあきらめてしまったのでしょうか。

確かに,選挙区情勢としてはすでに固いようなので,無駄なのかもしれませんし,お金をかけられないので重点的に回ることにしたのかもしれませんが,本気度を疑うような事態かもしれません。

 

さて,主語がなくても日本語は成立してしまうところがあり,言語としてはある意味欠陥に近いものがあります。

本当なら主語があるようにきちんと書くことが大事なのかもしれません。

しかし,最近,法律答案で「私は~と考える」という答案を見ることが多くなり,なんとなく引っかかります。確かに主語はきちんとしていますが,ちょっと別の言葉を主語にしようよと言いたくなります。

憲法なら私見を述べなさいとか設問で言われているので,「私見では~」と書く必要がありますが,さすがに「私は考える」答案はなんとなく,法律答案として違和感を禁じえません。

以前,法学教室で落合教授が東大法学部の試験でも「僕」が主語の答案があって驚いたということを書かれていましたが,そのような気持ちなのかなあと思う次第です。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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