昔には戻れない


この日は事務所内勉強会とその後に懇親会があって遅くなってしまったので,日記を遅れて更新します。

年の瀬になってきて,ただでさえいろいろと詰まってきている時期なのですが,それに加えてよりにもよってこの時期に営業的な大がかりな仕掛けが動き出してしまい,毎日,大変です。

先日,弁護士会の偉い方々と会食をしていた際,弁護士というのは統制経済だと仰っていました。

やはり,そういう観点から弁護士大量増員の現状について問題視しているのかと改めて思いました。興味深かったのは,その場には比較的若手まで同席していたのですが,若手の捉え方はどうもちがいようであったことです。若手とはいっても司法修習50期代以降の世代で,司法制度改革によって誕生した世代というわけではないのに,受け止め方は違うようでした。

別に競争万歳と思っているわけではないでしょうし,弁護士業界の未来が明るいと思っているわけでもないでしょうが,少なくとも世代間での受け止め方の違いはあるようでした。

私はというと,競争制限によって豊かな生活が保障されて,その余力を持って社会的正義を実現するという個人のモラルに頼ったやり方では,制度的に人権保障がうまくいく感じがせず,やはり競争制限があってこそだという考え方には納得しかねる気がするのです。

そういうわけで,いろいろなニーズの発掘に日々邁進しているのですが,かなり適当にやっている私でもそれなりにうまくいっているので,まだまだ潜在的ニーズはあるのだと思っています。

もっとも弁護士会の偉い方々も昔に戻すことがでいると思っているわけではなく,軟着陸を図るくらいが現実的だと思っているのだと思います。しかし,そのようなバランスに配慮した方針は,中途半端というどちらにとっても不幸な結果になるような気がします。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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