最近,いろいろな方から仕事のために引っ越した方がよいのではないかといわれるのですが,自分自身では,まだそんなに忙しくないので,別に毎日埼玉に帰ってもそれほど問題ないのではないかと思っています。
仕事は結構順調に入ってきて,充実していますが,仕事の回転をすごく早めている,または期せずして早まってしまうので,継続中案件がそれほどないので,身入りの割に,時間的余裕は大きいです。
さて,安倍元総理が再チャレンジ可能な社会を自ら実演して見せようと行動しはじめたようです。
再チャレンジ可能な社会とは,だれのためのことだったのか,失敗してドロップアウトしてしまった若者に救いの手を差し伸べるものだったのか,造反組復党の理論的根拠を用意するためのものだったのか,いぶかしく思ったものでしたが,まさか自分のためのものだったとは若干驚きです。
マスコミはこぞって病気のことを聞いていまして,政治家にとって健康は第一の資質といってもいいので,それは重要だと思うのですが,ご本人が自分の再登板の支障はそれだけだと思っているとすると問題です。
おそらく,自民党の退潮の原因となってしまった蟻の一穴は,郵政造反組の復党ではないかと思われます。
大した問題ではないと思われたのだと思いますが,これはボティブローのようにきいていたように思われます。自民党も確か何かの総括で,この復党が問題だったというまとめをしていたので自分でもわかっているはずだと思われます。
このような政治の世界に身をおいていないの立場からの見方がまるで想像がつかない点が治っていないのだとすると,病気の治癒のいかん以上に深刻な問題ですので,その点にけりをつけていないと,意気込みのようにはいかないことになってしまうと思われます。