二回試験を思い出す


この日は修習生を歓待していて,またもや終電を逃してしまいました。

毎回毎回いい加減にした方がいいくらいの体たらくですが,遠距離通勤をしている手前,致し方ありません。

 

歓待する前には,まじめな話として集合修習の過ごし方と二回試験について記憶をたどりつつお話をしました。

すでに忘れつつあるのですが,まあ修習の様子を聞くとなんとなく思い出してくるので,いくつか話をしました。

二回試験は突破すればいいもので,別に良い成績である必要はないと思いますが,さすがに和光の成績や二回試験の成績が悪い方にはその後やや混迷している人が自分の周りでは多いように思えるので,因果関係が逆かもしれませんが,そこそこ頑張るのは必要かもしれません。

 

法曹の先輩には,なんでそんなことが言えるのかと思われる節もあるかもしれません。昔は二回試験の成績は自身は分からなかったそうで,委員会の先輩とお話していて驚かれたことがあります。

今は申請すると,試験後しばらくたってから成績が届くのです。

 

そうやって届いた成績を眺めてみて,自分で何を書いたかを振り返ってみた結果,優秀な成績をとるなら法律問から固める必要があるということをお話ししました。起案部分は皆それなりにやるところ,法律問は準備の有無で違いがすごく出ますので,できるなら,やっておいた方がいいように思います。

 

起案で要注意なのは,刑事弁護と刑事裁判のような気がします。

刑事弁護は部分起案を出題するようになったのに,記録の関係上,採点基準が変であるために,意識して書かないといけない点があるために,間違うと大変な事態に陥りやすいように思います。

刑事裁判は,他の刑事系科目ほど型がしっかりしていないため,書き方を身に着けるのが一番むつかしいように思われるためです。実は,それなりの内容が備わっていれば,そんなに型にこだわっているわけではないだけだと思うのですが,軸が定まらないとやりにくいという点で厄介かもしれません。

 

司法修習生にしか関心のない話でした。すみません。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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