この日は,弁護士会の委員会の関係での飲み会だったのですが,大変遅くなり,川越までの終電に乗るのがやっとで,家に着いたら2時を回っていました。
まだ風邪が治っていないにもかかわらず,しかも翌日には,朝から打ち合わせがあって忙しいのに,何をやっているのかといったところでしたが,最近こんなパターンを繰り返しています。
その前には大学時代の同期の友人から急に昼食に誘われて,何だか落ち着かない気分で出かけました。
まあ,勤務先がお互い近くにあるので別に変ではないのですが,つい先年とんでもないことがあったので,そのことかなあと思ってひやひやしたのです。
色々な話をしたのですが,結果的には予想通りの思惑だったのだろうと思ったのです。
何が正しいか,何が幸せなのかなんて全くわからないなあと改めて思いました。
刑事弁護をやっている時の私の姿はとても情熱的にやっていると修習生は言ってくれており,私も最大限の弁護活動をしているつもりですが,一方で実際のところ私の心のなかはいつでもある意味淡々としているのです。
その根底には,穏当に歩んできているように見えて,折に触れてとんでもない修羅場が自分の周囲に発生してしまい,それを乗り越えつつも無常を感じてしまっていることがあるのかもしれません。