ぺんてる,解職した前代表取締役を取締役候補としない取締役選任議案を用意していることが判明 創業家出身の前代表取締役は総会で修正動議を提案する構えと報道される


筆記具大手のぺんてるで先日,代表取締役が解職されるという事態が起きていたのですが,同社は当該代表取締役は取締役の改選時期に当たるところ,取締役選任議案に候補として入れない方針であることが報道されました。

これに対して,前代表取締役は株主総会で修正動議を提出する構えで株主に委任状勧誘を開始した模様です。

ぺんてるは非上場であり,創業家で過半数を占めており,前代表取締役は創業家出身なのですが,帰趨はまだわからない模様です。

前代表取締役は,非常に若いのですが,役員の定年を迎えた取締役の交代を提案しようとしたら解職されたと報道では言及されています。

非上場の会社での経営権を巡る紛争はよくありますが,創業家での意見の対立ではなく,創業家と創業家出身ではない経営者という対立の図式のようです。もっとも創業家も一枚岩ではないかもしれず,創業家で過半数といっても約53%とのことで,先行きは非常に不透明といえそうです。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。