今日は,珍しく事務所にいるだけの予定だったので,書き物を進めることができました。
いつもは端切れの時間を使ってやっているので,まとまった時間があるととてもはかどります。
さて,再生エネルギーの買い取り制度がもうすぐ始まりますが,原子力に変わる再生エネルギーの元年にふさわしい時機を得たスタートのように思えますが,ひょんなことから参加した再生エネルギーのセミナーを聞いてみて,これはうまくいかないのではないかと思えてきました。
実際に全量買い取り制度がないこれまでの制度化で,事業化を成功させた方たちもこの制度を懸念しており,下手をするとばらまいて新規参入しただけで,すぐにしぼんでしまうことになりかねない印象を持ちました。
理由が,普及のためとしているのですが,買取価格が高すぎるからです。これは時限的措置であることが明らかにされており,そのうち下がっていくのですが,このようなやり方だと事業化の芽が育たないと思われます。
儲かる当初にやるだけやって終わりということになりかねません。
また,一番効率の悪い太陽光を非常に高く買い取ることにしており,目的がどこにあるのかがわからない仕組みになっています。原子力に変わるエネルギーを確立するなら,もっと安定しており大規模なものに充てるべきところでしょう。
このままいくと,狂奔するだけで終わってしまいかねない気がします。