東京地裁,googleの関連用語自動補充機能で自分の実名に犯罪関連の用語が補充されるとして差止めの申立てがなされたのに対して,差止めを命じるもgoogleは応じず


仮の地位を定める仮処分は様々なものが可能ですが,新たな内容が加わったことが確認されましたので取り上げます。

googleの検索窓に単語を入れると関連用語を補充する機能がありますが,この機能で自分の名前に犯罪関連の用語が補充されており,これの犯罪については事実に反するとして,この機能の差止めを求める求める仮処分の申立てが,男性からなされまして,東京地裁が差止めを命じていたことが明らかになりました。

しかし,googleはこれに従っていないとのことです。

申立ては昨年10月で,決定は3月19日とされており,何度も申尋がされ,かなり慎重に判断がされたことがうかがわれます。

東京地裁民事9部も特徴的な事態に慎重に対処したことがうかがわれる事件です。

googleが応じていないことで,間接強制や本訴提起へと事態の進展が予想される状況になりつつあります。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。