東京地裁,ホンダの元契約社員が,リーマンショック後の雇止めを無効と主張して労働契約上の地位確認を求めた訴訟で,請求を棄却


リーマンショック後に非正規雇用の労働者を対象として雇用調整が相次いで社会問題になりましたが,それについての訴訟の結果がまた一件でました。

ホンダが行ったリーマンショック後のリストラで雇止めをされた,それまで通算11年働いてきた契約社員が,同社を相手取って労働契約上の地位確認を求めた訴訟の判決が17日にあり,東京地裁は請求を棄却しました。

報道によると,判決理由では,ホンダがリーマンショック後の雇止めが避けられないことの説明をしたことと,当該労働者が不満や異議を述べていないで退職手続をしたことについての言及があるようです。

説明についてはそうだろうと思いますが,労働者側の対応をどのように考慮したのかが興味深いところで,判決全文を確認したいと思います。

裁判例情報

東京地判平成24年2月17日

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。