厚生労働省,65歳までの再雇用を義務付ける高齢者雇用安定法改正案を国会に提出へ


JAPAN LAW EXPRESS: 労働政策審議会職業安定分科会雇用対策基本問題部会,65歳まで希望する労働者の雇用を企業に義務づける旨の報告書をまとめるの続報です。

厚生労働省は,65歳までの希望者全員の再雇用を企業に義務付ける高齢者雇用対策法改正案を民主党の部門会議に示して了承されました。

これを受けて,通常国会に高齢者雇用対策法改正案が提出されることになります。

改正法案の内容は,提出されたらウェブページもできるのだと思いますが,現時点では正式にはリリースされていません。

すでに明らかになっている審議会で示された案の段階で言及されていた,希望者全員の再雇用を義務付ける一方で,経過措置として現在の労使協定で設けた再雇用制度の基準を使用することを認めるという内容になると思われます。

ですので,単純には雇用が65歳まで確保されるだけであり,定年が65歳まで伸びるということではないと思われます。したがって,再雇用の機会をかませることで賃金そのものは引き下げられることになると思われますが,どうなるでしょうか。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。