日立,将来的に社外取締役を過半数にすると表明


オリンパスや大王製紙の件により,ガバナンス改革が会社法の問題として急浮上しています。

そのような中,日立が,社長による日経とのインタビューの中で,社外取締役を将来的に過半数にすることを表明しました。

この社外取締役が東証などがいうところの独立役員であるのかまでは定かではありません。

日立は委員会設置会社ですが,委員会設置会社は各委員会のメンバーの過半数が社外取締役である必要があるという法的規制がありますが,取締役全体としては社外取締役が過半数であることは求められていません。

そこで,日立では取締役全体では,社外取締役は4人に対して社外ではない取締役が8人となっており,この比率を逆転させるということのようです。

しかし,執行役に大幅に権限をゆだねているわけですから,取締役が社外取締役が多くなっても,それほど劇的な変化ということではないことになります。

ただし,4人しかいない社外取締役は委員会を兼任していることになりますので,人材が増えることによってさらに違いが生じるかもしれません。

それでも,本当に実現されるのかも含めて興味深い情報だとは思います。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。