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この記事の次に掲載されますが,平成23年度新司法試験の結果を反映させた法科大学院別累積合格率をアップしました。

去年までのエクセルを改造することは簡単だったのですが,これをプレゼンテーション資料とするのに困難がありました。

簡単に作れるような方法を考えたいと思います。

 

さて,今年の新司法試験の結果の分析は,予備校などの専門家にお任せしたいところですが,データから読み取れるところを述べておこうと思います。

まず,目立つのが,初年度受験者の合格数の低下です。

1233→1147

これは言うまでもないことですが,二回目受験以上の修了者がどんどん増えてきていることから,受験競争が厳しくなっていることに起因しているものであることは明らかです。

 

また,累積合格率のデータ上では特段分かりませんが,受け控えは年々増えていることが明らかになってきています。

しかし,複数回目受験の合格率が伸びているということは,データ上は特段明らかではないようです。

年々,情勢が厳しきなっていますので,そのなかでも複数回目受験の合格率の落ち込みが抑えられているということはできるのかもしれないので,一概には言えないのですが,受け控えにはそれほどの効果はないのかもしれません。

 

短絡的な結論を言ってしまうと,データを見ていただくと明らかな通り,1回目受験が最大の勝負です。1回目で受からないと,なかなか受からない試験です。

累積合格率でいうと1回目で3割台まで行って,その後は50%くらいまでしか行きません。2回目以降の受験で合格できるのは修了生全体の15%ほどでしかないのです。

これは結論が逆転している物言いになっていますが,現役の学生のうちに全力で合格ラインを超える実力をつけるようでないと大変厳しいことになります。

 

以上は,法科大学院生の皆さんはご存知であろうことをあらためて述べているにすぎませんが,何とか頑張っていただきたいと切に願います。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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