興味のない方には全く意味のない話題で恐縮ですが,東武東上線に唯一残っているいわゆる東武顔の車両である8000系の8111Fが本日運用を離脱するとのことで,ヘッドマークを取り付けるイベントが行われました。
私は今日の帰宅時に8111Fが最後の急行運用に入っているところに出くわしまして,愛好家で池袋駅は大変な混雑でした。
私も携帯のカメラで撮影してみました。あまりうまくいきませんでしたが。
いわゆる東武顔というのは上記のような丸いライトをつけたもののことです。
東武鉄道の車両は以前はどの形式の車両でもこのような前面をしていまして,デザインをやる気がないかのような状況だったのですが,ついにそれも潰えてしまうことになりました。
8000系車両はまだほかにも残っているのですが,それらは改造されていて,このような前面形状をしているのはこれだけです。
しかし,この8111Fも原型そのままというわけではなく,側面に行先表示幕をつけるなど簡易更新をされています。原研そのままのものはとっくの昔に失われていたのですが,次善としてこれに注目が集まっているというわけです。
お目にかかるのは珍しい希少な車両なのですが,私は個人的には近年に訪れた節目節目の日にこの車両に出くわすことが多く,思い出深い車両でした。感慨深いものがあります。