判例がたくさんたまっているというような話をしましたが,今日もいろいろと忙しくて判例には取り組めませんでした。目についた事象を取り上げるにとどめました。連休中には必ず,取り組みたいと思います。
さて,統一地方選も終わりました。
民主党は選挙に負けてもあまり応えないようなので,結果のいかんにかかわらず,だらだら続くのでしょう。
さて,うちの周りでは市議選があったのですが,土曜日の運動最終日にはさすがに候補者がたくさん来て大変でした。
とある候補は,支持母体の関係か,30人学級を公約にするといって回っていました。
しかし,うちのあるニュータウンはすっかり高齢化しており,子供がろくろくいないのです。そのため,ニュータウン内にある公立学校は小学校から中学校まですべて1クラスしかなく,30人学級はすでに実現できています。
ここまで少ないと,9年間みんなで一緒ということになるのでしょうが,仲良くなったりきめ細かい教育が行われてよいということはあるでしょうか。多分,大した効果はないでしょう。
まあ,高校にいったら大所帯なので,違和感を感じるかもしれませんね。
私が地元の学校に通っていたころは各学年150人くらいだったのですが,ここから450人超の川越高校に進学したらあまりの人の多さにひどく驚いたことを覚えています。
この埋没してしまいかねない大集団の中で,どうやっていくか,しきりに考えたものでした。
まあ高校なんてその後に比べたら,全然大したことのない社会だったのですが,田舎者にとっては,高校でどうアイデンティティを確立するかは深刻な悩みでした。卒業して15年たっていますので,川越高校も以前のような感じではないのかもしれませんが,私にとっては影響の大きい時期でしたね。