原発の問題が一向に好転しないのに,東京では,自粛ムードでかなり制限的でこそあれ,日常業務が一応行われているというギャップに何だか違和感を感じます。
この日常が固定してしまったらと思うと,気が遠くなる感じがします。
節電が定着して,昼休みなど電気を消すのが当然のこととして行われていますが,暗くて目がさらに悪くなりそうです。
佐々淳行氏がウェブサイトで述べられていましたが,計画停電の一番最初で予定通りに実施しなかったのは問題であるとされていました。電力が足りるとしても予定通り実施すべきだったとするものです。
かなり乱暴な意見にも聞こえますが,実施されなかったので結果オーラいという話ではなく,混乱は十分生じましたし,後々のことを考えると「狼少年」になってしまいかねませんので,しっかり遂行しておくべきだったというのはあるかもしれません。
ここのところ連日は前日に翌日の停電は実施しないとする発表をしてそのまま行われないということが続いており,人々の内心に停電に対する意識が薄れてしまったのではないかと思われます。
夏には電力が足りないのは不可避でしょうから,また大変なことになりそうです。今から,何とか準備をしたいのですが,明かりはともかく,冷房はどうにもなりませんよね。