感じていることの実態はどうか


民主党政権の迷走振りについて,民主党の議員たちから選挙で落選するから困るという動きが出てこないのは,そういう動きがすぐに出る自民党政権と違って不思議だったのですが,ようやく新人議員も自分の足元に日がついていることを前提とした動きをし始めたようです。

<民主党>1年生議員、渦巻く不安と不満 菅政権相次ぐ失態 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

(略)

「今、選挙をやったら新人のほとんどが落ちる」

(略)

「1年生議員は危機感のかたまりだ」

(略)

これらの言動は地元で感じる雰囲気なのか,ちゃんと票読みまでしているのかはわかりませんが,自分たちの選挙が厳しいというのはたぶん直感的な感覚なのでしょう。

 

これが実のところどうなのかは,地方選挙である程度読むことができます。

都市部では違うと思いますが,うちのあたりの田舎では,すでに民主党現職は首筋が寒くなってもおかしくない地方選挙の結果が出ています。

先日,市長選挙があったのですが,この選挙はみんな無所属ということになっていたのですが実は政党対決になっており,それに独立系の市議やなぞの人物も乱入する大混戦だったのですが,結果は単純に組織選挙で,もっている基礎票のままの結果になってしまいました。

この結果,民主党系の市議で,無所属なのに民主党を前面に出していた候補は,自民党系の候補にかなりの差をつけられてしまい,その自民党系の候補も特に人気が高じたわけではなく基礎票しか獲得しなかっただけでしたので,かなり民主党にとっては深刻な事態が発覚したのでした。

小沢氏が最終決戦と見ていたのは,統一地方選でしたが,それは国政選挙の戦力を整える必要があると考えており,民主党は地方議員があまりいなくて底が弱いという当然の認識に基づくものといえます。しかし,このままでは統一地方選の展望は全く開けず,にっちもさっちも行かない感じになりつつあります。

ここまでひどいのは,ある意味すごいことですが,実行力がなさ過ぎて党内闘争も始まらないというのが結局のところになるのでしょうか。

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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