特異性が際立つのはどちらか


最近の日中間のこれまでになかった摩擦は、中国が自信をつけているということももちろんあります。

しかし、日本の政治がとてつもなく劣化していて、後で落としどころのなくなるような行動を短絡的にとってしまい、始末に終えなくしている点もあるように思います。

先日の件は、さすがにこれまでになかった過激な行動であり、自民党政権で微妙な落としどころを探れたこれまでのものとは質的に異なりどうにもならないのは確かですが、逮捕してしまったら起訴しないと面目がなくなるという、先のことをどうやら考えなかったみたいなので、やはり後先考えずに行動してしまったのでしょう。逮捕するなら徹底してやることを覚悟してやらないといけないのに、腰が据わっていないから、世界でも類を見ない無様な結果になってしまいました。

こんな恥ずかしい事態が発生するとは大変残念です。

実行力がないのはもうあきらめましたが、何の気骨もなく、ただただせつな的に反応しているだけなのですね。こんな低級な政権担当者は世界的にみても珍しいのではないでしょうか。

あれだけ明朗快活にテレビではディベートチックに発言するくせに、その発言に見合うだけの行動をしてほしいものです。

世界に示されたのは中国の乱暴な台頭ぶりというだけではなく、日本政府の異常なまでの無能もあるのではないかと思う次第です。

すでにもともとなりつつありましたが、世界から軽く見られることにつながり、大変な禍根になるように思われますが、どうでしょうか。

 

About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。