ここのところ、ストレスがたまるようなことが多く、今日もその例に漏れず大変でした。このストレス源は締め切りが突然来る原稿などの比ではなく、中々困っています。
ここのところ、胃がおかしいのですがそのせいかもしれません。
さて、せっかくなので、特に社会人受験者を念頭にして、新司法試験のノウハウについて記事を書こうと思っていたのですが、勉強会であれこれはなしているうちに満足してきてしまい、結局着手せずじまいになっています。そのうちに忘れてしまいかねないので、何とかせねばなりません。
ロースクール別の合格実績の記事を書いているうちに時間がたってしまったのですが、余裕があったら科目ごとの勉強法についてもまとめてみようかと思います。
巷の情報では、今年の新司法試験では、「あの人が」というような優秀な人が意外な結果になっている例が多いとされています。確かに私が知っている範囲でも、東大ロースクールの成績優秀者で不合格になっている例が例年よりやや多く見受けられるように思われます。
これはかなり変化球な出題をほぼ全科目にわたってしてしまったために、その変化に面食らってしまった人が実力を発揮できなかったという感じがあるからのようで、その意味では、合格と不合格を分けているのは比較的瑣末なところを守れたかになっている可能性があります。
ただ、各科目で上位の点数を取るにはそれなりの完成度の答案を書いていると思われ、勉強をする際には守りの技術だけではなくそこまでの実力をつけたいところです。私も全科目ではありませんが100番以内になった科目では、今振り返ると解きながら出題趣旨を理解できてそれに答えられた科目がそうなっているように思います。その辺について東大での勉強会で話をさせていただいています。そこで感じるのは、やはり戸惑ってしまって不十分にしか答えられなかったとか、落ち着いてやればわかりそうなものなのに気づかなかったというようなことが浮かんできます。
これは本番に強くならないとということになり、練習で何とかなることではないように思えてきてしまいますが、実のところ、きちんとした方法論で対処可能であるように私は考えています。そうったことについてうまく一筆書きたいところです。