株主優待が拡充される傾向に転じる


廃止縮小が続いてきた株主優待制度が、拡充される方向に転じたことが本日の日経朝刊で報道されました。

6月23日以降、7社が新設または復活、14社が内容を拡充したとされています。

全上場企業にしめる株主優待制度を有する企業の割合は、25%強になっている模様です。

株価の低迷を受けて、個人株主獲得のためという側面がある模様です。

日本人はおまけがすきということで、株主優待が好まれる独自の風土があります。かえって経費がかかるので、配当を厚くして廃止したほうが本当はいいはずなのですが、配当政策が、かつて言われた1割配当などのように根拠なく薄い傾向があるために、せめておまけでももらわないと困るという株主の心情と、一度行うと下げにくいのであまり配当したくないので簡単に廃止できる制度でお茶を濁したい会社の意図が一致している制度と評価することも出来るかもしれません。

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About Arakawa

サラリーマン経験のある弁護士兼社会保険労務士 このサイトでは、ビジネス関連の法律ニュースをもとにして私見をお送りするブログです。 ●筆者紹介 埼玉県立川越高校卒 東京大学法学部卒 東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了(法学修士) 専攻・国際私法、国際取引法、会社法 某企業で法務担当というよりむしろ労務担当 東大ロースクール修了 新司法試験合格 弁護士登録 現在,弁護士兼社会保険労務士です。

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